2013/12/13

艦これ@NHKワールド

NHKが海外向けに放送している「NHKワールド」で、艦これが紹介されたとのこと。

( ゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚ Д゚)  imagine-nation http://www3.nhk.or.jp/nhkworld/english/tv/imagine/arch.html

本当だった……。

海外の人に日本のポップカルチャーを紹介する番組みたいです。
上のページで動画が見られますが、動画があるのは最近1ヶ月くらいの分ってことは、放送後1ヶ月のみ公開なのかな。

んで、ざっと見てみたところ、内容は「ブラウザゲーム」というもの自体の説明と、艦これの概要、田中Pのインタビュー、実際のプレイ動画という感じでした。
川内中破絵が「ファンタスティック!」とか言われてる横で、ホラン千秋ちゃんの一歩引いた感じが切ないw

NHKワールドのタイムテーブルを見るとこの番組は30分の枠で、アーカイブにある動画は10分なので、アーカイブ動画の方は実際の番組の圧縮版か、30分番組のいちコーナーか何かなのかもしれません。
番組をきちんと見てみたかったなあ。

プレイ動画の提督、レベル高すぎ!どんだけやりこんでるの!と思いましたが、冷静に考えるとああいうのを提供してるのは艦これの運営サイドですよね……。
でも番組スタッフの中に実際どれくらい提督がいるのか、ちょっと気になります。

あと轟沈の説明の時に、本当に満潮が轟沈していて心が痛みました。


海外向けにどう展開されるのかも気になりますけど、個人的には、艦これを知った世界各地の人が自分の国のそれぞれ艦艇を擬人化して、同人ゲームみたいのを作ってくれたら面白そうだなーと思います。


この番組のことはまとめブログで知って、時間が合わなくて見られない〜と嘆いていたら、bobさん(妙高姉妹や川内姉妹を描いていらっしゃる方)のツイートにアーカイブのことがありました。
川内ちゃんの中破絵が世界に紹介されるのを、どういうふうにご覧になったんでしょうw

NHKワールドってたまにBGM代わりにサイトやアプリをつけるくらいで、その時は大抵ニュースなんですけど、けっこういろんな番組やってるんですねー。

2013/12/05

「パックンマックン・海保知里の英語にThank you!」

「パックンマックン・海保知里の英語にThank you!」は、日本人・アメリカ人のお笑いコンビであるパックンマックンと、ニューヨーク在住のアナウンサーである海保知里さんによる、英語をテーマにしたラジオ番組&Podcast。
Thank you!というのは、英検3級相当の英語と身に付けることを想定しているためだそうです。

教育番組というよりはバラエティ番組に近いノリ。
2011年7月から2013年3月まで放送されたもので、今はもう終わっちゃってます。
この番組をいまさら聞いてるんですが、

すっごくおもしろい!

リアルタイムで聞きたかった〜。


3人はそれぞれ
  • パックン=ネイティブ枠・ボケ
  • マックン=英語学習者枠・ツッコミ
  • 海保さん=英語を話せる日本人枠・天然ボケ?・進行役
という感じで、
番組は
  • オープニング (視聴者からのメールや、海保さんによるニューヨーク情報)
  • In English, please! (あるテーマについて英語で説明をする=英作文)
  • 聞き耳リスニングクイズ (パックンが英語で説明するものを答えるなぞなぞ)
という3つのコーナーで成り立っています。

マックンが考えたへんてこな英語にパックンがちょっとだけ意地悪くつっこみを入れたり、そういう場面にぴったりな表現を教えてくれたりします。
当たり前の単語でもそういうニュアンスがあるのか!パックンの説明を聞いて初めて知るものもあります。
マックンの間違え方も面白いし(間違えるパターンが決まってたりw)、パックンの教え方もうまくて記憶に残りやすいです。muggyとか冬至・夏至は一生忘れないと思う。

英語のできる人と英語のできる人が話すPodcastはありますが、素人枠があるものは初めて聞きました。他にもあるのかな?
素人枠のマックンに目線を合わせられるので、一緒に授業を受けている感じがして聞き続けることができているんじゃないかと思います。

マックンは英語学習者枠とはいえ、In English, please!で説明する内容を日本語で考える時に、英語にしやすい日本語を選んでたりするので、下手なふりをしつつ、けっこう英語ができるんじゃないかと私はにらんでいます。


In English, please!ではパワースポットのような「日本語でも説明するの難しいよ!」というテーマがあったりして、日本語でもそのテーマについて考えさせられます。

In English, please!と聞き耳リスニングクイズは、いずれも英文はそれほど長くありません。
聞き耳リスニングクイズはヒントなしの状態で始まるので英語はゆっくりはっきり、かなりわかりやすい。2回読み上げてくれますし。

一方、In English, please!はマックンと一緒に内容・英語を考えた後でパックンの回答例を聞く流れなので、内容に関するヒントがある代わりに、英語はわりとさらっと流される感じ。

なのでスクリプトのないものでディクテーションをする練習にいいかなーと思っています。まだ実行してないんですがw

In English, please?は本になってるみたいです(すべてのエピソードが収録されてるわけではないようですけど)。スクリプト確認に便利かも?




また、この番組は英検によるもので、タイトルコールの時にいつも「英検presents パックンマックン・海保知里の英語にThank you!」と言うので、知らない間に英検が受けたくなってきます。
面接が嫌で4級までしか持っていないのですが、もう少し上のを受けてみようかな〜。


最初この番組はPodcastで聞いていたんですが、最後の30エピソードくらいしかダウンロードできず、番組のサイトに行ったら最初から聞けるみたいだったので、そちらからダウンロードして聞いています。
ファイルを一つずつダウンロードするという作業がけっこう地道ですが、全部公開してくれているのは嬉しいです。

番組サイト http://www.tbsradio.jp/eiken/
Podcast  https://itunes.apple.com/jp/podcast/id446751469


パックンマックンといえば、常々考えていたんですけど、このコンビ名、すごいと思うんですよ。

パパの「パ」とママの「マ」って赤ちゃんがかなり早いうちに覚える音ですよね。喃語に使われやすい音なのかな。
だから人間にとって基本的で馴染みのある音だと思うんです。アンパンマン然り。

それに、けっこういろんな言語で、お父さん、お母さんを意味する言葉に「マ」行とか「パ」行が使われていた気がするので、わりと普遍的な音なのでは。

そのうえそれが二人の本名(パトリック・ハーラン、吉田眞)に由来してるって、なんだこれは、奇跡か。

日本人とアメリカ人の芸人という、言葉とは切っても切り離せない二人のコンビ名がこういう響きを持つって面白いなーと思いました。

2013/11/21

11月21日は

今日、11月21日は金剛ちゃんが沈んだ日と聞いたので、普段はレベル上げ要員を配置している旗艦に、金剛ちゃんを配置にしています。

午前5時30分に転覆なんて、寒かったでしょうね……。
でも大正2年生まれの船が昭和19年まで現役って、その辺りの感覚がよく分かりませんけど、長く頑張った方ですよね、たぶん。

しかし提督ラブ勢はなごむー(´∀`*)
放置ボイスもかわいいよ金剛ちゃん。

最近は鳥海さんを育てていて、提督を気づかってくれたりするのは私も嬉しいのですが、「まだ何か御用がお有りですか?」っていうのがちょっとよそよそしく思えて寂しいです。
金剛ちゃんくらいとは言わないけど、もうちょっと打ち解けてくれええ!

と思いましたが、あれが鳥海さんの魅力なんだろうな。


金剛ちゃんの最期についてwikipediaを読んでいて知ったのですが、金剛ちゃんってシーメンス事件に関係した船だったんですね。
どう関わったか、wikipediaを読もうと思いましたが疲れた頭では理解できませんでした。

中学高校時代に艦これを知っていたら(DMMに登録できませんが)、もうちょっと近代史に興味持てたのにー。


そういえば、角川マガジンズから艦これ白書に関するアナウンス(http://www.walkerplus.com/apology/kancolle/)が出ていました。
「※尚、ご購入された皆様は告知のあるまで、本書を大切に保管してくださいますようお願い申し上げます。」とのこと。

正誤表第1弾が出てからひと月近く経っているので正直忘れていましたが、どうなるんでしょう。
それに何でウォーカープラスのサイト上に艦これの謝罪があるのかも謎w

2013/11/17

お茶は健康に良いらしい

ってまとめてしまうととても当たり前の内容ですが、ふと見かけたニュースを読んでみたらお茶の効果が想像以上だったので。

Tea benefits: weight loss, improved bone health and mood - Medical News Today
http://www.medicalnewstoday.com/articles/268509.php

上記のページから要約を引用させていただくと、
That moment in the morning when tea drinkers take their first warm sip can be amazing. And now, 12 new articles from the American Journal of Clinical Nutrition show that tea may indeed be a magical elixir, as it was shown to promote weight loss, prevent chronic illnesses and improve mood.
とのことです。
適当にかいつまんで訳してみますと(間違っていたらすみません)
  • いろんな調査・研究から明らかになったお茶の効果は以下の通り
  • 消費カロリー、脂肪の燃焼アップ
  • がんを予防
  • 高血圧の人の血圧を下げる
  • 骨も丈夫にする
  • 集中力・作業効率を上げる
  • ポリフェノール、カフェイン、テアニンが働いている様子
といった感じ。
(改めて書き出してみると、サプリのCMなんかでは「病気に効く」なんて決して言わないのに、訳とはいえこんなこと書いちゃっていいのか!?とドキドキします)

ウーロン茶で脂肪燃焼がどうのこうのという商品があった気がするので、そういう効果があるのかーくらいには思っていましたが、ここまで色々なことに効くとは。
今でこそ嗜好品ですけど、昔は日本でも薬扱いされていたのも納得。
となると昔の茶人も今とは違った意味合いや雰囲気を持っていたのかもしれませんね。

(調査の中で)食生活を変えないでもお茶を飲むだけで体重が減った、とも書いてありましたが、飲み物を変えると合わせて選ぶ食べ物も変わったりしそうです。

紅茶も緑茶も好きなので嬉しい記事ですが、すでに日常的に飲んでる人間にはこれ以上の効果は期待できないのかも……と思うとちょっと残念。


要約部分に出てきたelixir(エリクサー、エリクシル)とは、錬金術において卑金属を金に変えたり、飲めば不死の薬・万能薬としての効果があったりする液体で、賢者の石と同じ物とされているのだとか。

そんな貴重なものが何十個も手に入ってしまうゲームの世界って……。
ちなみに私はエリクサーは使えない派です。

2013/11/16

イベントはE-3まで

艦これの秋イベントはE-4の途中ですが、先に進めるのはここまでにすることにしました。

E-4はボスまで行くことができればけっこう削れますから、がんばればクリアできないことはないと思うんですけど、中破撤退してるとなかなかボスまで行けません。

行けるところまで行ければいいかなーと思っているので、E-4はリタイア、残りのイベント期間はレベリングとかレア艦堀りをするつもりです。
でも保有枠の残りを考えると、レア艦もドロップしなくていいかも(というわけなので作動しないでね、物欲センサーさん)。

E-2がギリギリだった夏のイベントよりは、イベントに参加できた感がありました。


2週間イベントをやってきて、少数精鋭艦隊を作ってステージを進めるのも楽しいけど、今まで育ててこなかった艦を育てるのも楽しい!ということに気付いてしまいました。

E-4で活躍するらしい榛名ちゃんの育成中にレベリングの楽しさに目覚めたので、せっかくレベルをあげてもE-4で活躍させられないのは少し心残りではありますが。


ちょっとだけ潜ったE-4では、足柄さんが大活躍でした。
重巡は愛宕さんしか育てていなくて、愛宕さんが標的にされまくる&攻撃が当たらないのでいったん下げて、当時レベル20台だった足柄さんを代わりに入れたら避ける&当てる当てる。
最初に手に入れた重巡なのに使ってこなくてすいませんっした!という感じです。

でも当時はまだ20台だったとか、年齢で考えるとなかなか生々しいですね。
年齢だけじゃないですけど、足柄さんってなんとなくエヴァのミサトさんと重なります。

そういえば葛城は実装されるのでしょうか。
エヴァ艦隊を組むのを夢見ています。空母率高くなっちゃうかな。


ところで、中破進撃の可否について検索すると、なんか論調が怖いです……。

各所の報告を見た感じでは(そんなに数を見たわけではありませんが)、たぶん中破轟沈の可能性は限りなく小さいんでしょうけど、「証拠となる動画がない=轟沈はありえない」は行き過ぎではないかと……。
轟沈が怖ければ撤退する、轟沈しないと思えば進撃する、でいいと思うんですが。

私はチキンなので撤退してます。轟沈艦を出したらかなりへこむでしょうし。

ボロボロでも進撃させるのとか捨て艦戦法とか、自分ではやりたくはありませんけど、ギリギリ感が非常にリアルだなあと思います。

2013/11/09

「英国王のスピーチ」<ネタバレあり>

「英国王のスピーチ」、っていう映画を観ました。

面白かったー。

舞台は1930年代のイギリス。
吃音に悩むジョージ6世が、言語聴覚士のライオネル・ローグの協力を得て吃音を克服しようとする物語。

王様のジョージ6世(ライオネルと会った当時はまだ王位に就く前ですが)と、オーストラリア人のライオネル、最初は当然噛み合わないのですが、治療を進めるうちに仲良くなっていきます。
ちなみに実話をもとにした映画だそうです。


まず全般的な感想としては、ジョージ6世の心理描写が非常に細かい点が面白かったです。
吃音というものに関してあまり知識がないのですが、うまく話せない焦りやイライラ、人前で話すことへの恐怖心がすごくよく伝わってきました。

ジョージ6世は国王の次男で、本来なら王位につくことはなかったはずなのですが、父の死後王位を継いだ兄が離婚歴のあるアメリカ人と結婚するために退位してしまい(これをちゃんと描くあたり、さすがイギリスw)、王位を継ぐことになってしまいます。
今までもスピーチに失敗しまくってきたのに、王様になんてなったら……、という危機に。

一方、ライオネルという人は、第一次世界大戦から戦争神経症(PTSDみたいなものでしょうか)になって帰ってきた兵士たちの治療にあたっていた人で、その経験から「自分の声を聞かずに話すと吃音が出ない」「人を罵倒する時はどもらない」「歌に合わせるとどもらない」など、特徴を見抜いてジョージ6世にアドバイスをしていきます。

他にものどの筋肉をほぐすエクササイズとか、筋トレとかをするんですが、王妃様も筋トレの手伝いをしたりしてこのシーンはけっこう笑えます(この王妃様が超素敵な人!)。

小さいころに無理やり左利きを矯正すると吃音になると言われているらしいですが、ジョージ6世にもそれはあてはまったようです。
その他にも、小さいころにジョージ6世はけっこう辛い体験をしていて、それが吃音の原因なのでは、とライオネルとの親交が深まるにつれ、色々明かされていきます。


タイトルにもなっている「英国王のスピーチ」がこの映画のクライマックス。
第二次世界大戦に突入するにあたって、ジョージ6世が国民に対してスピーチをすることになるんです。
それも世界中に向かって、生放送で。

観てるこっちまで緊張する……!
(んですが、その準備の場面で、さっきのアドバイスの「人前では口にできない言葉」や「歌に合わせて話す」が出てきて、ここも笑えますw)

結果としては、努力の甲斐あってスピーチは成功します。
周囲の人からの祝福も受け、とても感動的なシーンですが、そのスピーチの内容を考えると素直に喜べない……(艦これの背景とかを考えるとさらに)。
でもこういう重層的なつくり、私はけっこう好きです。


語学ブログ的には、イギリス人役にはイギリス人俳優、オーストラリア人役にはオーストラリア人を起用している点が、芸が細かいなあと思いました(すべてではありませんが)。

そう、これって私の苦手な苦手なイギリス英語の映画なんです……。
ですがその点に関しては「あれ?思ったより聞き取れる!」。

アメリカ英語の映画だと早口すぎてほとんど聞き取れませんけど、今回は当社比1.2倍くらいで聞き取れました。
英語学習者向けの作品ではないので、特にゆっくり喋っているわけではない、はず。なのにけっこう理解できて、「イギリス英語は分かりやすいよね〜」っていう人の気持ちがほんの少し分かった気がします。

吃音が出ないようゆっくり話すシーンが多かったり、「話すこと」がテーマになっているというのも、リスニングしやすかった要因かなあと思います。

あと、映像つきというのも大きいのではないかと。
字幕つきで見たのももちろん大きいんですけど、状況が分かるので、何を言っているのか想像しやすかったです。

音声だけのものだと手がかりがないので、聞く時に集中力が必要になります。
それが上達への近道っていう面もあるとは思うんですが、ちゃんと聞こうと思うと気合いを入れないといけなくて、結果続かない……ということが私の場合は多いです。

あんまり気合いを入れず、日ごろから慣れていくためにはDVDを観るのもありかもな、と思いました。とりあえずこの映画はあと何回か観てみたいです。

どこのシーンかは忘れましたが、「おっ、そういう言い回しするんだ!」と思ったところがあったので、イギリス英語の特徴探し、オーストラリア英語とイギリス英語の違い探しをするのも面白そうです。


2013/11/04

金剛ちゃん改二とイベント

紅茶の日に日記を書こうと思っていたのに、気がついたら連休最終日になってしまいました。

さて、金剛改二、きましたね!

うちの金剛ちゃんはまだ改二に改造できるレベルに届いていないのですが、レベルが上がっても改造しなくてもいいかな〜と思っています。
中破絵がやべえwwwというわけではなくて、絵柄の変化が苦手で……。

白露型の改二もかわいいなとは思うんですけど、今までの絵に馴染みがありますし、改造できない他の白露型がちょっとかわいそうになってしまって(特に白露)、改造できるレベルになっても決心がつきそうにないです。


イベントは、今E-2を削っています。
夏のイベントは、艦これを始めてからの日が浅く、クリアできたのはE-2まででしたが、今回はE-1をさくっとクリアでき、提督としてのレベルアップを実感しました(でも前回より楽になってます……よね……?)。

今やっているE-2では、ボス前中破で撤退・ボスに行かずに北にそれて帰還というのが多く、思うようにはいきませんけど、マイペースにやっています。
あと2回ボスに行くことができれば突破できそうな感じです。

音楽お祭りみたいな雰囲気も楽しいですし、金剛型が大活躍なのも嬉しいです。

課題は重巡のレベリング。
金剛型を手に入れてからはほとんど使ってこなかったので、そのツケがまわってきました……。

今までずっと艦隊に入れていた空母は、演習とレベリングの時だけ艦隊入りして、あとは入渠待ちの列に並んでいます。
そのうえ他の艦にどんどん抜かされていくので申し訳ないですが、こういうふうにステージの作り方によって注目される艦種が変わるというのは面白いですね。

2013/10/27

「Model Graphix(モデルグラフィックス)12月号」

巻頭の艦これ特集を目当てに、Model Graphix(モデグラと略されるらしい)の12月号を買ってしまいました。
模型雑誌を買ったのなんて初めてです。

艦これ白書の時に書きましたが、私が関連本に求めているのは「史実がどう艦娘のデザインや台詞に反映されているのか」ということで、その観点からいくとモデグラ今月号は大満足です!頬ずりしたい!抱きしめたい!

……艦これを始めるまでミリタリーに全く縁がなかった超絶にわかの私ですがw
(でも昔から横須賀や佐世保の風景を見るとテンション上がってたので素地はあった気がします)


特に「おおっ!」と思った特集は、装備についてと、海域・陣形についての話。

装備は私よくわかってなくて、彩雲はT字不利をなくすので便利らしいとwikiで読んだり、数字が大きいほどすごいんだろう、単装より連装の方がすごいんだろう、おっ、これ数値がいっぱい上がる!と直観的に装備してみたりする程度です(主砲積みまくりはロマンがないとは思うけど、どこが無粋なのかいまいち分からない)。

なので、実際の船のモデルと、ゲーム内での装備品の絵の比較は、ふむふむと大変興味深く読めました。
イラストに描かれているものがちゃんと船にのってるのが分かるし、その役割まで説明されているので、艦娘たちに装備させるときに、そのへんを考えながら組み合わせると楽しさが増しそうです。


海域については、実際の世界地図上のエリアと、モデルになったと思われる戦いの考察・解説がされています。
この辺りを史実と合わせて考えたことが今までなく(史実に関して無知というのもありますが)、ステージを進めると、実際の地図上でも行ける範囲が広くなっていることにまず驚き。
各ステージに「これがモデルだろう」と考えられるものがあるという細かさと、あと3-2の駆逐艦縛りにも元ネタがあることにも驚きでした。

私のイメージしていた艦これの世界が、奥行きを増した感じがして、今まで漠然と出撃させていた各海域がちょっとリアルになりました。

とともに、私くらいの認識の人間でも数値を頼りに装備してなんとかなってしまう、艦これのゲームシステムもよく練られていると思います。
また、ちゃんと史実をふまえているということは、ステージやサーバの追加にも元ネタの限りがあるということで、運営さんがこの先どうしていくのかも気になるところです。

陣形に関しても「大砲とかは船の横についてるから単縦陣は火力がすごいんだな?」くらいにしか考えていませんでしたが、そもそも船からしてそんな単純なものじゃないんですね(いつの時代の船を想像してるんだよwと言われてしまいそうです)。

陣形の発達史みたいなものもちらっと触れられているんですけど、これ一つ取っても一冊本が書けてしまうテーマのはず。
このテーマで書こうと思えばけっこうな長さを書けてしまうであろう人が、それをぎゅっとまとめて記事を書いているんだろうなあという感じも、これまた古語でいうところのゆかし。この語り口のもの、もっと読んでみたいです。

海域と陣形のお話はたった2ページですけど、ものすごい濃さの記事でした。


こう言っちゃ失礼だとは思うんですけど、艦これ白書は広い範囲を小綺麗にまとめようとした感があって、全体的に内容が薄めになってしまったように思います。
一方でモデグラは「これを!!!!伝えたい!!!!!」みたいな熱さがあって、ページ数は艦これ白書に比べれば少ないものの(それでも雑誌の特集としては非常にボリューミー)、読みごたえ十分です。

それぞれ目指すものが違うでしょうから一概には比較できませんが、せっかく細部にこだわって作られてるゲームなので、こういう専門誌ならではというか、マニアックな面白さを追求する方が艦これには向いてるんじゃないかなあと思いました。
少なくとも私はその方が好きです。


2013/10/26

「英語で紅茶!」

「ティータイムは大事にしないとネー!」というわけで、最近読んでいるのが「英語で紅茶!」という本です。

例文と会話文がそれぞれ日本語と英語で書かれていて、その中で重要語句を覚えていくという、スタンダードな形式の本。
ですがこの本が面白いのは、紅茶の淹れ方、種類、歴史、アレンジのレシピ等々、文章がすべて紅茶に関するものだということ。

ですから、英語を勉強するとともに、紅茶についても勉強することができます。
そして紅茶特有の表現を学ぶことができる点で、この本は貴重じゃないかと思います。

例えば「紅茶が渋い」「茶葉に香りをつける」「若々しい香り」みたいな表現って、英語を勉強していてもなかなか出てきませんよね。

洋書を読んだり、映画を観たりする中でそういった表現が出てきて、意味が分からなかった場合、辞書を引くか、もやもやしたまま読み進めることになります。
この本でそういう表現を覚えておけば、ちょっと専門的なテーマの洋書を読む時にもハードルが低くなりそうです。
実際の会話の時にも役に立つんじゃないでしょうか。

ただ、一つだけ気になったのは、参考文献として挙げられている本の著者、磯淵猛さんの名前が間違っていること。
他の誤植は許せても、実在の人の名前を間違えるのはちょっと……。



ちなみに、この本はMobile Englishというシリーズの中の1冊です。
Mobile Englishシリーズは、「会話とは本来、自分が話したい話題があって成り立つもの」という考えのもと、紅茶の他にもインディーズ映画、サッカー、メジャーリーグといった色々なテーマで作られているそうです。

何で英会話の本っていうと海外旅行とか留学とか、非日常的なテーマが多いんだろうと思っていたので(確かに英語が必要になる場面としては、このふたつは大きいと思いますが)、身近なテーマで1冊ずつ出すっていうのはすごく面白い試みだと思います。

ですが、残念ながらこのシリーズは絶版になっているようで、古本でしか手に入りません。

また、本だけのものと、CDつきの本、バージョンがふたつ出ているようです。
サイトからCDだけの購入も可能、と本にはありますが、出てから10年経っている本なので、そのサイトはもうありませんでした。

私は本だけのものを買いましたが(CDつきの方はAmazonのマーケットプレイスを見たらめちゃくちゃ高かった……)、発音を聴いてみたい単語やフレーズがたまに出てくるので、もし値段にそれほど差がないのなら、次はCDつきを買いたいなと思います。

本当に面白いシリーズだと思うんですけど、なんで絶版になっちゃったのかなあ。


そういえば艦これでクエストをこなしていたら、家具職人をいただきました。
金剛ちゃんの紅茶セットを!!と思ったんですが、赤い絨毯と組み合わせると、床に直に置かれている紅茶セットが気になってなんか微妙……。
無課金勢には貴重な家具職人なので、よく考えてから使おうと思います。


2013/10/21

3-2突破

3-2突破できました!

けっこうかかりましたけど、2-4よりは短かったです。

2-4では、何回も出撃しては羅針盤に負けて帰ってくる、というサイクルになってしまい、それが精神的きつくて。
そのため、最後のほうは「出撃の時は全員キラキラにして、チャレンジは1日1回のみ」というセルフ縛りを導入していました。

3-2でもボスまでたどり着けず、直前の戦艦で中破になってすごすごと帰るということが多かったのでこの縛りを導入して、また4面の攻略と同時並行で進めることができたのもあって、2-4よりはだいぶ楽でした。


艦これはマイペースに進められるのがいいですね。

ネットゲームってあまりやらないんですけど、仲間と協力プレイ!みたいな感じだと他の人に大きく後れを取ると迷惑をかけそうで苦手なんです。

艦これはゲーム内では完全に個人プレイ(演習やランキングで名前をお見かけすることはありますが)、他の提督の方々とは他の場所でコミュニケーションをとるという形で、これくらいが私にはちょうどいいです。

なので今は灰色になっている「友軍艦隊」が実装されるとどうなるのか、少し怖くもあったりもします。


最近実装された艦のほか、長門さんと翔鶴さんがまだ私のところには来ていません。
新しい艦娘も気になるし、夏にとり損ねた58ちゃんも気になる〜。

ガンガン建造していきたいところですが、秋のイベントも控えているので、ぐっとこらえて資源溜めと、今いる艦娘たちのレベリング中です。

2013/10/20

「艦これ白書」

誤植だらけと噂の艦これ白書、届きました!

結論から言うと、ネットでこきおろされてるほどではないけど、期待していたほどの本でもなかったなあという感じ。

誤植そのものについては、私はそれほど気にならなかったです。
もともと誤植を見つけると、ちょっと嬉しくなってしまう質なので(;´∀`)

「中破これくしょん」の艦種表示が間違っているのはともかく、
実際の船の写真が間違っているのはけっこう大きいミスですから、惜しいなとは思いますけど。


私が「ちょっとこれは……」と思ったのは誤植ではなくて、中身の方です。
誤植がなかったとしても、ちょっと残念なつくりのように思いました。

ゲーム内のイラストの再録は、ゲーム画面では全身や細かいところまではなかなか見られないので嬉しいのですが、設定資料はもうちょっと欲しかったなと思います。

夏のコミケで出ていたスタッフ本「提督の夏休み。」で島風ちゃんのデザインの元ネタが明かされていたというのを聞いて、「公式厚い本」と言うからにはそういう設定画がたくさん載っちゃったりするのでは!と期待していました。
でも実際載っていたのは長門、陸奥、夕張くらいで、それもかなりあっさりしたものでした。

とはいえ、ゲームが出てからわりと最初の方に出るオフィシャルブックとしてはこんなものかという感じもします。ちょっと期待しすぎていたのかなー。


設定資料集的なものはこれから別に出す予定なんでしょうか?
こういう本や雑誌の付録で小出しにされるよりは、ちょっとくらい高くてもいいので、まとめて1冊にして欲しいところです。

史実がどう艦娘のデザインや台詞に反映されているのか、提督の皆さんの考察を読むのも楽しいんですけど、やっぱりオフィシャルな資料も見てみたい!

ゲームはすごく楽しいので、出版元の対応がゲームの方に水をさすことになったりしないことを願います。


それにしてもしばふ絵の地味かわいさったら!
ちとちよ改二の中破絵のような感じが苦手なので(この二人は嫌いじゃないんですけど)、しばふさんの絵に心惹かれます。古語でいうとゆかし!

中破絵といえばですね、艦これ白書を読んでいて、伊勢・日向の改造前の中破絵を集めていないことに気付いてしまいました。
改造できるのが早すぎる(´;ω;`)
演習での中破・大破がカウントされないのも盲点でした。

次にこの二人を入手した時に、忘れずに中破絵も手に入れようと思います。


マケプレに出品されている冊数が切ない……

2013/10/08

「英語となかよくなれる本」

高橋茅香子さんという方の書かれた、「英語となかよくなれる本」を読みました。

「まずは洋書店へでかけよう」「アガサ・クリスティが先生だった」とあるように、主に英語を読むことに関するエッセイ集です。
面白かった!

高橋茅香子さんは翻訳家で、朝日新聞時代は朝日ウイークリー(英語学習者向けの週刊英和新聞)の編集長などを務められたそうです。
そういう背景もあるのかもしれませんが、本を読むのが好きなんだなというのが伝わってきました。

この本の中でも本当に沢山の本が紹介されていて、もれなくすごく面白そう。
片っ端から読みたくなってしまうのですが、ちょっと冷静になって考えてみると、「これは読み切れる自信がないな……」というのがあるので(アメリカの高校の教科書とか)、高橋さんの紹介の仕方もお上手なんだと思います。
「この本ほんと面白いから!私大好きなの!」という本に対する愛情がうかがえます。

洋書の選び方について調べていると、「まずは子供用の易しいものを」という本やサイトが多く、児童書をあまり読まない私としてはこんな感じ(ヽ'ω`)になってしまうのですが(児童書に抵抗がない方にはうってつけの方法なのでしょうけど)、高橋さんのおすすめはそういうのとはちょっと違っていました。

高橋さんのおすすめは
  • 何はともあれ好きなジャンルのもの
  • 旅行用ガイドブック
  • アルマナック(年鑑)
  • 料理本
  • 自分とどこかしら似た人が書いたもの、そういう人が描かれているもの
  • 手紙
  • ハウツー書
  • クロスワードや子供用のドリル
といった感じで、前に自分で書いた洋書の選び方と傾向が似ていて、嬉しくなってしまいました。

英語の旅行用ガイドブックにはロンリー・プラネットが挙げられていましたけど、私もAmazonのウィッシュリストに入れてますw
新しいものだと高いので古いものを買おうかなあ、でも古いと意味ないかなあと躊躇していたんですが、このシリーズは視点が独特らしいので、古くても楽しめそうです。

魚や虫などの日常語を意外と知らない、と以前書きましたが、クロスワードや子供用のドリルにはそういう単語もけっこう出てくるそうです。チワワとか。確かにチワワもスペルは知らない……。

また、そのエントリーでPicture Dictionaryについて触れましたけど、高橋さんもThe Oxford-Duden Pictorial Japanese & English Dictionaryという、大人向けの辞書を使っているそうです。
私はこれの日本語なしバージョンを持っていて、たまにパラパラ見ると楽しいですが、この辞書、かなりマニアックです。船の計器の名前やら楽器のパーツの名前やら。
でもこういう単語って日本語と英語を対応させて知っていた方が役に立ちそうですね。


高橋さんは現在翻訳家をされていて、この本の中で「高校生に英語を教えるなら、一人一人自分の好みにあったテーマで、1冊の翻訳本を仕上げさせたい」とおっしゃっています。

私もそんな授業受けてみたい。自分ならどんな本を選ぶかなあと考えるだけでも楽しいです。
でも実際にやってみようとしたら大変な作業だろうし、それほど長くなくても1冊完成させられたらものすごい達成感だと思います。

この本を通して、英語の本って面白いよ!というのも伝わってきますが、言葉そのもの、またその奥にある文化を大切にされている方なんだなあというのも伝わってきました。


最近洋書を読むエネルギーが出ず、英語に関する日本語の読み物ばかり手に取っていましたが、また洋書に手を出してみようかなーと思います。

2013/10/06

「映画の英語がわかる本」

「映画の英語がわかる本」という本を読みました。

私が最初に買った、参考書や問題集ではない英語の本です。
勉強のための英語じゃなくて、趣味のための英語っていうのもありなんだ、と気付くきっかけになりました。
引越しを経て行方不明になっていたので、この度買い直しましたw

字幕なしで洋画の英語を理解できるようになるための1年計画、というのが主な内容です。

しかし、こう言っては失礼ですが、夏休みの始めに立てる勉強計画といった感じで、これをまともにこなせる人が一体どれほどいるのかちょっと疑問。
(「1000人以上の生徒に英語を教えてきた」と書いてあるんですが、「1000人のうち40%くらいが道半ばにして挫折していく」とも書いてある……。)
私も、前に買った時も実行できませんでしたし、今読み返してみても実行できる気がしません。

というわけで、全体として見ると無理な感じがしてしまうのですが、部分部分で見ると真似してみようと思うポイントは結構ありました。
(後述する英英辞典を使うこと以外、この本の内容はあまり覚えていませんでしたが……。)
  • 英単語は日本語訳ではなくイメージで覚える
  • 英文を理解する時も日本語訳ではなくイメージ(1枚の絵)で
  • リスニングが目的であっても、「読む」「聞く」「話す」「書く」(それに加えて、この本では「考える」)すべてを鍛える
  • アウトプットの練習では、自分で考えて英作文をするのではなく、覚えた表現を使う
  • 一人でスピーキングの練習をするなら「セルフ・トーキング」(独り言)がおすすめ
  • 毎日少しずつ続け、まずは習慣化することを目標にする(習慣化できたら量を増やしていく)
特に最初の「イメージで覚える、理解する」というのは、前に読んだ時は恐らくできていませんでしたが(だからこそこの本を買ったんだと思います)、今はできるようになってきているように思います。


この本の勉強方法では、日本語を介さずイメージで覚えるために、Picture Dictionaryと呼ばれる、子供向けの英英辞典を使います。載っている単語すべてにイラストがついているのだそうです。

簡単な名詞ならわざわざ覚え直さなくてもイメージと結びついてるだろうし、理解しにくい抽象概念が載ってないなら意味ないのでは?と思っていたのですが、Amazonで中身を見てみると前置詞や動詞も例文つきで絵になっていたので、そういう項目を目的に見るなら面白いかもしれません。

でも「りんご」とか「蟻」とかを今更覚え直してもなあと思わなくもない。
同様のコンセプトで、大人の英語学習者向けの本があったらもっと便利なのにと思っていたところ、これまたAmazonで見つけた"Oxford Picture Dictionary"という辞書がわりと近そうです。

私は魚や虫、花のような、身近なものの英語名をほとんど知らないため(そういうのって意外と英語の授業では習わなくないですか?)、日本語併記バージョンが気になっています。辞書なので仕方ありませんが、少し高めなので、機会があったら書店で見てみたいです。


2013/10/01

iPod, iPhoneの再生速度を変える

iPod, iPhoneの再生速度を変える方法です。
精聴していて聞き取れないところをゆっくり聴きたいとか、普通に聴きとれるものを速くして聴いてみたいとかという時に使えると思います。

私が使っているのはiTunesと、iPod nano、iPhone(いずれもけっこう古い)で、この環境でできた方法です。iOSもまだ7にしてません。


設定を「オーディオブック」に変える

  1. iTunesで対象のファイルを選び、ファイル>情報を見る>オプションと進んで「メディアの種類」を「ミュージック」から「オーディオブック」に変えます。
  2. そのファイルをiPodないしiPhoneに転送します。デバイスをつないだ時、オーディオファイルに変換したファイルは「ミュージック」でなく「オーディオブック」または「ブック」のところにあります。
  3. (iPodの場合)ミュージック>オーディオブックと選択してファイルを再生します。真ん中の丸いボタンを長押しすると、再生速度のメニューが出てきます。(Podcastも同様に再生速度を変えられます)
  4. (iPhoneの場合)ミュージック>その他>オーディオブックと選択してファイルを再生します。シークバー右下のボタンで再生速度を変更します。

この方法だと、使うものはiTunesだけでお金もかからず簡単なのはいいですが、iPodやiPhoneでオーディオブックを聴こうとした時、プレイリストが使えないという欠点があります。

特にiPodでは、プレイリストに関係なく、すべてのオーディオブックファイルが名前でソートされてしまうので(多分)、ひとつのプレイリストを連続で聴きたい時には非常に不便。

その時に勉強しているプレイリストだけをオーディオブックにし、他のものはミュージックとして普通に入れておくとまだ使いやすいかもしれません。
また、名前でソートされると順番がバラバラになってしまう場合は、タイトルの最初に数字を順番に入れておくといいと思います。

iPhoneでは、プレイリストではなくアルバムで認識し、トラック名はすべてパート○に置き換えられています。

さらに、この方法だと速度を細かく指定するすることもできません。


アプリを使う

私がアプリに求めたポイントは、
「再生速度が変えられる」
「プレイリストを読み込むことができる」
「アルバム・プレイリストをまとめて再生できる」
の3点。


無料アプリ


残念ながら、無料アプリでこの3点を満たすものは見つかりませんでした。
無料アプリを使うならNHKの「語学プレーヤー」がおすすめです。

このアプリではプレイリストは作れません。
読み込んだファイルがすべて一覧で表示されます。
(アプリに読み込むファイルは選べます。)

ですが動作が軽いですし、再生スピードを上げた時にケロケロしたりもしません。
ただ、もともとがアプリ内で語学講座の教材を販売するために作られたもので、iPhone内のファイルを再生することを目的としているわけではありません。あくまで一機能という感じ。

無料アプリは他にもいくつかダウンロードしてみましたが、1曲ずつしか再生できないものが多い印象。楽器の練習用として作られたものが多いようなので、何曲も連続して聴くというのは想定外なのかもしれません。


有料アプリ


「ミュージックプレイヤー All-in-one」というアプリがおすすめです。私が買った時点では85円でした。
音楽を聞くだけでなく、語学用に使うことも視野に入れて作られたアプリです。

このアプリでは再生画面のトラック名下に5つ並んだボタン、左から2つめのボタンをタップすると再生速度が変えられます。
5秒巻き戻しとか、ディクテーションをしている時に便利な機能もあります。


とはいうものの、このアプリにもよく分からない欠点もあって、それは
  • プレイリストを読み込む際にプレイリストと中身が食い違うものがある
  • プレイリストフォルダを認識せず、プレイリストフォルダの中身すべてが1つのプレイリストとして表示される
プレイリストまわりがごちゃごちゃしてしまって、具体的に何が起きたのかよくわかっていません。何回か削除→インストールを繰り返してみましたが、解決もできてません。
すべてのプレイリストが変になるわけではなく、プレイリストフォルダが怪しいみたいです。

語学以外のプレイリストも同期されてしまうのですが、このアプリ内でプレイリストを作ることができるので、がんばってアプリの方でプレイリストを作り直せばなんとかなる、かも。

というわけで、
  • プレイリストフォルダの階層構造をそのまま使える
  • プレイリストの同期を手動で行える(読み込むプレイリストと、読み込まないプレイリストを自分で決められる)
あたりの機能があればもっといいなあと思いますが、上に挙げた3点は満たしていますし、使えないわけでもないのでひとまずは満足しています。

アプリの説明を読んだ限りでは、このアプリと同じくらいの値段で機能がこのアプリより優れていそうなものは見つけられなかったものの、他の有料アプリを試したわけではないので、もしかしたら他にいいものがあるかもしれません。

私は勉強のためにゆっくり/高速で聴くことは普段あまりないんですけど、高速で何回か聴いた後、普通の速度に戻した時の「なにこれ超ゆっくり!わかりやすい!」っていうちょっとした感動が好きです。

2013/09/30

「頭の中で音読」をやめる

英語を黙読する時に、ついつい頭の中で音読をしてしまいます。

頭の中で音読すると内容が頭に入ってきやすいので、その点ではいいのですが、文章を目で追うスピードが音読のスピードを越えないので、どうしても速く読むことが出来ません。

受験生時代は普通に目で追うだけで内容が頭に入ってきたのですが、いつのまにか頭の中の音読なしには読めなくなっていました。昔はできていただけに、「できなくなった」と思うと余計にイライラ。


で、どうすればこれをやめられるのか、方法について検索してみたところ、(日本語の)速読についてのテクニックが参考になりました。

速読術の基本中の基本、頭の中の「音読」を抑える方法
http://lifehacking.jp/2009/08/speedreading-with-meaningless-words/

このページに出てくる「舌ベロベロ法」です。

「舌ベロベロ法」とは、上のページから引用させていただくと、「口のなかで「ら、ら、ら」といってるように軽く舌を上下に動かしているだけでも同じように心の音読を抑制して、目のスキャンを高速化できる」というものです。

これのもとになったのはマントラのような、(日本語としては)無意味な言葉を唱え続けることで音読を抑制する方法で、これを口の中の動きだけにしたのが「舌ベロベロ法」だそうです。
(マントラを使う方法も、家でやるぶんにはいいんですけど外でやると人目が……。)

「舌ベロベロ法」で口をもごもごさせていると、いつの間にか集中できています。不思議。

おそらく、連動してしまっている「目で文章を追う」と「頭の中で音読する」という2つの作業ををいかに切り離すかが肝なので、そのスイッチの切り方はいろいろあるでしょう(「マントラ法」は「頭の中の音読」と干渉するような作業をすることでスイッチを切っているんだと思います)けど、スイッチをすんなり切れるようになるまで、しばらくはこの方法を続けてみるつもりです。


本題とはずれますけど「英語を速く読めない」原因には、頭の中の音読の他にも「いちいち日本語に訳しちゃう」「日本語に訳さないまでも、日本語の語順に並び替えて読んじゃう」といったものがあります。

そういう場合は、英語→日本語ではなくて、英語→イメージ←日本語という感じで、英語をイメージを結びつける練習をするといいのかなーと思います。



※ちょうど1年経ったのでその後を書いてみました!

“「頭の中で音読」をやめる”のその後
 http://burninglooove.blogspot.jp/2014/09/blog-post_30.html

2013/09/29

「NHKの英語講座をフル活用した簡単上達法」

「NHKの英語講座をフル活用した簡単上達法」という本を読みました。
NHKの語学講座で勉強するようになってからずっと気になっていたんです。

コツとして書かれていたことは、
  • 1日15分のラジオ講座を習慣化する
  • 講座は1つだけ。2つやる場合はサブとして、あくまでメインに重きを置く
  • 録音したものは2週間以上残さない
  • テキストは必ず買う
  • モデル音声をそっくりそのまま真似る
  • トランスクリプトのないものでディクテーションをする
といったようなことで、私が心がけていることと概ね同じでした。
私が読んだ改訂新版は去年出たものなので、番組についての情報が古いですが、それ以外は関係なく読めました。

テキストは買ったほうがいいのかーと思いましたが、「ニュースで英会話」はサイト上で勉強するのでテキストがないんでした(出版されているものは過去の放送をまとめたやつだと思います)。
「英会話タイムトライアル」はサブなので、やっぱりテキストはなくていいかなと。

勉強方法については、まあ安心という意味では読んで良かったのかなと思いますが、面白く、かつ参考になったのは著者の体験談。

この本の著者である川本さん、「今まで単なる主婦だったし、英文科とか出てないし……」とか書かれてますけど、行動力が並大抵じゃないです。少なくとも私からすれば。

NHKの英語講座で英語を勉強→自分や知り合いの友人の子どもたちに英語を教える、というところまでは、私でもそういう状況に置かれたらやるかな、と思えるんですが、そこから語学教育の学会に入り、英語オンリーで行われる、2泊3日の会議にたった一人で参加しちゃうんです。

大丈夫か!?と思ったら案の定(というのも失礼ですが)圧倒されて発言できなかったようで、ホテルに帰って悔し泣きをしたそうです。
他にも、全く準備をしてない状態で通訳を頼まれてしまい、やっぱりうまくいかなくて恥をかいたというエピソードも。

こういう苦い体験を肥やしにして、次につなげているところがすごい。
もちろん楽にできることではないとは思います。

「(ご自身が教えられている生徒さん)たちに英語を学び続けるモチベーション(やる気)を与え続けることが、私の仕事だと思っています。」と書かれているように、モチベーションの維持の方法(というか言葉、考え方)にもページが割かれているので、気合いを入れたい時にまた読みたいです。


ディクテーションといえば、今まで私は解答つきのテキストに入っているディクテーション問題ばかりやってきましたが(聞き取れなかった部分をそのままにするのが気持ち悪くて)、川本さんのおすすめは解答(スクリプト)がないものでやることだそうです。

答えがあると、どうしても2〜3回聴いたくらいで答えを見てしまうので。
復習ができないディクテーションでも、続ければ効果があると書かれています。

正解がわからないまま新しいダイアローグに移るとモヤモヤが残って、性格的にどうしても続かない、という場合は、続けることを優先して解答つきでもいいんじゃないかなと私は思いますが(こういうやる気のなさがいかんのでしょうか?)。

2013/09/25

洋書を選ぶ、最初の一歩

洋書を読みたい!と思って買ってみたけど、読めない……。
ということありませんか?私にはあります。何度もありますとも。

でも最近ぽつぽつと読めるようになってきて、自分に合った選び方も分かってきた気がするので、私の洋書の選び方について書いてみようと思います。多読用の洋書を探す際の参考になれば幸いです。


確実に失敗する洋書の選び方

  • 雰囲気にのまれて、かっこよさげな小説にチャレンジ
  • 読んだことのない古典にチャレンジ
  • 好きな漫画にチャレンジ
  • ベストセラーにチャレンジ
  • 絵本・児童書にチャレンジ

1. 雰囲気にのまれて、かっこよさげな小説にチャレンジ


生まれて初めて洋書を読んでみようと思ったのは、カズオ・イシグロの"The Remains of the Day"(邦訳は「日の名残り」)でした。
予備校の教材になっていた小説で、「こういう小説くらい、さらっと読めないとね」と先生に挑発されて、なにくそと思って買ってみました。

でも冒頭で挫折。
難しいうえに、私ふだん小説ってあまり読まないんです。
この小説の雰囲気自体は、めちゃくちゃいいんですよ。映画はすごく好きです。


2. 読んだことのない古典にチャレンジ


クリスマスの頃、いっちょ外国のクリスマスものでも読んでみるかと思って買ってみたのがクリスマスキャロルであります。

でも冒頭で挫折。

昔の外国のおじさんって、自分と共通点がほとんどなくて感情移入できないんです(共通点がないのは「日の名残り」も同様ですが、こっちのスティーブンスは性格的になんか好感が持てる)。

ストーリーを知らないファンタジーは鬼門だと思い知りました。あとから映画を観たので、今はストーリーを知っていますが。

そんなこんなでクリスマスを逃し、この本は積ん読本になりました。
薄くていけそうだと思ったんだけどなあ。


3. 好きな漫画にチャレンジ


これは「あさきゆめみし」とか「のだめカンタービレ」とか色々。
台詞が慣れ親しんだ教科書的な英語とは大きく違っていて、かえって難しかったです。

また、好きな作品なので日本語版の台詞を覚えてしまっていて、台詞を読まなくても作品が楽しめてしまう。それなら英語版じゃなくて日本語版でいいじゃん、という境地に達してしまって英語の勉強にはなりませんでした。


4. ベストセラーにチャレンジ


村上春樹とかハリー・ポッターがここに入ります。
1と重なりますが、小説って読まないので読み続けるのが苦痛で挫折。

でも村上春樹は日本語で読み始めたし、ハリー・ポッターも映画は好きなので、いつか読みたいと思っています。村上春樹といえば「英語で読む村上春樹」というNHKのラジオ番組があって、村上作品を日本語と英語で比較する面白い番組です。


5. 絵本・児童書にチャレンジ


子供の頃から好きだった絵本の原著や「くまのプーさん」「オズの魔法使い」がこのパターン。
絵本は絵のみで楽しめてしまいましたし、児童書もふだん読まないので挫折。



失敗しない洋書の選び方・読み方

こういう失敗体験から教訓を得ると、次のようになりました。
  • その本が日本語だったら読めそう?
  • 内容が想像しやすいものを読む
  • レベル表示を信用しすぎない
  • 翻訳版があるなら日本語版を読んでから
  • 漫画は日本語で読む
  • 1冊すべて読み切ることにこだわらない

1. その本が日本語だったら読めそう?


日本語で読ま(め)ない本は、英語でも読めません。

ですから、自分がふだんから読んでいる形式・ジャンルのものを選ぶのがおすすめです。
ふだん読むのがエッセイならエッセイ、小説なら小説という感じで。
自然科学をよく読むなら自然科学を、ミステリーが好きならミステリーを。

「英語の本を読む」ではなく、「(言語に関係なく)面白そうな本を読む」つもりで選ぶと読みやすいです。

専門的なものは難しそう、と思うかもしれませんが、自分がよく知っている分野なら、やや専門的なものの方が読みやすかったりもします。語彙や言い回しが限られていたり、言っていることの見当がつきやすかったりするので。

初心者には、易しいものとして児童書がおすすめされることが多いと思うんですけど、ふだん児童書を読まない方には厳しいかもしれません。
もちろん、絵本や児童書が好きな方にはうってつけだと思います。

とりあえず、本を買う前に「その本が日本語で書かれていたら、読めそう?」と自分に聞いてみてください。


2. 内容が想像しやすいものを読む


自分が得意なジャンルのものというのと重なりますが、前提となる常識を本と共有できるものの方が読みやすいです。

例えば比較文化もの。
来日した外国人が、日本と母国の文化の違いについて書かれた、初心者向けの本がいくつか出ています。日本人なら日本の文化を知っているのでわかりやすいです。

他にも、主人公と自分の年が近いとか、趣味が似ているとか、自分にとって身近なものが題材になっているものを選ぶといいと思います。

逆に、自分と接点がない人が主人公のものや、世界観を把握するまでに時間のかかるファンタジーはおすすめしません(さっきの例でいくとクリスマスキャロルw)。


また、絵や写真が添えられている方が読みやすいです。

この点からいくと、雑誌、キャプションやコメントつきの写真集、レシピ本、ハウツーものの本なんかがおすすめです。
レシピ本は表現が限られているので、それに慣れれば楽に読めます。外国のレシピなので日本で手に入りにくい材料が出てくるという欠点もありますが。


3. レベル表示を信用しすぎない


TOEICの点数が目安として書いてあるシリーズがありましたが、自分のスコアと同程度のものを選ぶとかなり苦労します。
あの点数は「同程度の実力の人がなんとか読める」レベルで、すらすら読めるものではないとおっしゃっている人もいました。

なので、レベルを参考にするなら自分のスコアより低めのものを。
また、レベルにとらわれて楽しめない本を選んでしまう可能性もあるので、「楽しめそうかどうか」を優先したほうがいいです。


4. 翻訳版があるなら日本語版を読んでから


1と2関連で、日本語版を読んで大丈夫そうだと思えれば英語版も読める可能性が高いですし、内容を知っていれば英語版も読みやすいです。

英語から日本語に訳されたものも、日本の作品が翻訳されたものもあるので、けっこう幅は広いはず(翻訳ものには「訳があまりにもあんまりで読めない」という地雷もありますが)。

映画やドラマになったものも同様です。


5. 漫画は日本語で読む


漫画は漫画独特の文法みたいなものがあるので、あまり漫画を読まない方にはおすすめしません。
また、漫画を良く読むけど生の英語に慣れていない場合も、口語的な表現が意外と難しいのでおすすめしません。

英語の4コマ漫画のようなものも、何回か読み返さないと意味がとりにくかったりするので、根気が必要になります。好きな作品があるなら別ですが、英語の練習のために読むのはなかなか辛いものがあります。

日本語と英語が併記されている対訳のものは、(多読とは少し目的が変わりますけど)比較しながら読むと楽しいかもしれません。


6. 1冊すべて読み切ることにこだわらない


読み切ることが出来ればそりゃあもうすごい達成感を得られます。なので、最初の1冊にはページ数の少ない本を選ぶのは重要。

ですが1冊の本を最初から最後まで全部きちんと読もうとするとそれがプレッシャーになってしまうこともあるため、部分的に読んでも楽しめるものを選ぶといいです。
短いエッセイがいくつか入っているものとか、2と重なりますけど雑誌とかレシピ本とか写真集とか。


洋書の探し方

本屋さんで手に取ってみるのがいちばんとはいえ、近くに大きい本屋さんがあるとは限りません。
というと選択肢はネットになるわけですが、やっぱり最大手Amazonの洋書コーナーが品揃え的も値段的にもファーストチョイス。

外国のAmazonは本自体の価格は安かったりするんですけど(特に円高の時期)、慣れない注文の手間や送料を含めると割高なので、ちょっとだけ買ってみるなら日本のAmazonでいいと思います。

トップページから「カテゴリーからさがす」>「洋書」と進むと出てきます。
今見たら「英語 難易度別リーディングガイド」というページがあって面白そうなのであとでチェックしなくては。

児童書に抵抗がなければ、"Children's Books"というコーナーにいくと対象年齢別に選ぶことができます。

「初めての洋書」コーナーやランキング、バーゲンのコーナーもあったりして目移りしてしまいますが、たくさん買ってしまうと積ん読ばかりが増えてしまうので、「これを読む!!!」と気合いを入れて1〜2冊に留めておくのが吉です。


おすすめ洋書

比較文化もの



数ページのエッセイを集めた本。いずれも版元はNHK出版で、英語学習者向けに書かれているので、文字も大きめでページ数も少なめ。シリーズ化されて何冊か出ていますし、違う作者による同様の本も、同じくNHK出版から出ています。

レシピ本



Jamie Oliverというイギリスのコックさんの本。妙にオシャレな料理をする人です。
これはJamie at Homeという、田舎の別荘で野菜を育てたり料理をしたりする番組をもとにした本です。

大きくて厚くて高いので、この人のファン以外にはおすすめしませんが、ファンにはおすすめしたい1冊。
(でも番組にあったようなイラストはありません)

写真集等



左が本棚ばかりを集めたインテリアの本です。いいなーと思えるものから、非現実的なものまで。
右は身の回りの道具を変な風に使った写真を集めた、ユーモアあふれる本です。「海外から見た変な日本」の本だとばかり思っていたら、著者はなんと日本人でした。

堅い本でいいなら


オックスフォード大学出版局から出ている、Very Short Introductionsというシリーズがおすすめ。

大学でやるような学問の入門書で、本当に様々なテーマのものが出ています。学術的な新書みたいな感じです。最初の1冊としては難しいかもしれませんが、興味ある分野の本だと面白いかも。

調べると和訳された本も見つかったりします(すべての本に和訳が出ているわけではありません)。




せっかくなので


「日の名残り」も貼ってしまえ。

アンソニー・ホプキンス演じるスティーブンスと、エマ・トンプソン演じるミス・ケントんのじんわりした感じとか映像とか、すごく綺麗で素敵です。日本語版を読んでから英語版にリベンジしようと思っています。これはいつか読み切らないと気が済まない。

著者のカズオ・イシグロさんは日本生まれですが小さいころからイギリスで育った、イギリスの作家です。リービ英雄さんの逆バージョン?と思ったけど渡英したのが本当に小さいころらしいのでちょっと違うか。




思いつくまま書いたので、無駄に長く、読みにくくなってしまいました。
いつかリライトするかもしれません。しないかもしれません。

2013/09/24

CaptureStream(NHKラジオ語学講座ダウンローダ)

定期的にテレビあるいはラジオもしくはパソコンの前に待機しないといけない、几帳面人間のためのものとしか思えないNHK語学講座を、私のようなぐだぐだ人間が続けてくることができた(現状では続けているとは言いがたいですが)のは、このソフトのおかげです。

その名もCaptureStream

CaptureStreamとは

NHKはラジオ放送の他、サイトでラジオの音源をストリーミングという形で公開してくれていて、それぞれの番組のサイト上で聞くことができます。
しかし、そのままではダウンロードはできません。

それを各サイトからダウンロードしてくれるのが、このCaptureStreamというフリーソフトなんです。
上のリンクから飛んだサイトからダウンロードできます。

こういうフリーソフトってWindowsにしか対応していないことが多いと思うんですけど、嬉しいことにCaptureStreamはMacやLinuxにも対応しています。

しかしNHKのサイトの仕様変更によって、それまで使っていたバージョンが使えなくなることがあります(ラジオからは受信料がとれない以上、テキストやCDを買ってほしいというNHKの事情も理解はできる)。

新しいバージョンが出るかどうかは作者の方次第。
NHKの対応によって使えなくなる可能性があることをふまえ、感謝とともに使いましょう(なんか偉そうですみません。でもこの7月末、本当にどきどきしたんです……)。


使い方

使い方はいたって簡単で、ソフトを起動するとダウンロードできる講座一覧が出てくるので、保存したいものにチェックを入れてダウンロードボタンをクリックするだけ。

CaptureStreamフォルダに行くとダウンロードした講座の名前のフォルダが出来ているので、その中身をiTunesに入れるなり何なりすればOKです。

毎週月曜日の10時にNHKのサイトが更新されて、前週の分が聞けるようになるので、ダウンロードする曜日を決めておくといいです。


これまで
 ラジオを聞く→決まった時間にラジオを付けるのが無理
 ラジオを録音する→面倒
 サイトで聞く→パソコンの前に座らないと勉強できない点でハードルが高い
というふうになかなか続いてこなかったラジオの語学講座、このソフトに出会ってから継続して聞けるようになりました。CaptureStream様々です。

TOEIC「特急シリーズ」

TOEIC対策で2冊目に買うなら「特急シリーズ」。
(1冊目は公式問題集です)

「新TOEIC TEST ○○特急」というタイトルで出ている、新書サイズの本です。
名前の通り、通勤・通学電車の中で読むことを想定して作られているので、持ち運びが楽なのと、ちょっとした時間に解けるのが利点。
語学書を扱っている本屋さんに行ったら大抵あると思います。

価格も新書サイズで、シリーズすべて揃えようと思うと結構な出費になりますが、苦手パートだけだったら数冊ですむはず。

新書サイズってことは、CDついてないじゃん、と思われるかもしれませんが、この本は公式サイトで読み上げ音声ファイルがダウンロードできるんです。
読解ものの本のファイルもあります。

私はリーディングセクションで「文章をハイスピードで読む」のに自信がなかったので、「読解特急2 スピード強化編」を買いました。
これはスピード強化に特化していて、やや易しめの問題ばかりですが、読むスピードをグラフにするページがあるのが面白いです。
TOEIC特有のパターンや、解く際のテクニックについても書かれています。

解説は3人の著者の会話形式になっていて読みやすいのですが、このシリーズの他の本で、分かりやすいけど著者の口調がちょっと苦手……というのがあったため、できれば自分に合うかどうか中身を確かめてから買ったほうがいいと思います ^^;

「TOEICテスト 新公式問題集 Vol.4」

TOEIC対策に1冊だけ買うならこれです、公式問題集。
というかこれさえやっていれば(大幅な傾向の変化がない限り)ある程度なんとかなると思います。

私が持っているのはVol.4です。
5も出ているらしいんですが、あんまり評判がよろしくないのでこっちは買っていません。


まだ受験したことのない方は公式問題集に載っている1回分をやってみて、まず下の2点を確かめてください。
  • TOEICの形式を知る
  • 自分の苦手パートを知る
(この1回分は時間を考えずに解いて大丈夫ですが、ペース配分を考える時用に1回分残しておいてください)
苦手パートが分かったら、その対策へ。

といっても、この公式問題集を解きまくるだけです。
その際のポイントは2点。
  • ちゃんと解説を読んで何で間違えたのか納得する
  • 登場した知らない単語を覚える(TOEIC特有の語彙というのがあるので)

それでも足りないという場合(いろんな本に手を付けて全部1〜2周しかしないパターンが一番ダメです。公式問題集を1冊完璧にして、それでも演習量が足りないと思った時だけにしてくださいね)、あるいは本が大きくて持ち歩きにくいという場合、パート別の問題集としておすすめなのが、「特急シリーズ」です。

リスニングセクション対策では、公式問題集が出ているのでこっちもおすすめ。


「英会話タイムトライアル」

スピーキングの最初の一歩を踏み出すべく、「瞬間英作文」の他にもう一つ、気が向いた時にやっているのが、NHKラジオの「英会話タイムトライアル」という番組です。

日本語→ポーズ→英語という流れで、短文を英語にしていくのは「瞬間英作文」と同じですが、こっちは文法より会話重視。
「(瞬間的に脳内英作文をすることにより)相手との会話を続けていく」のが目的って感じです。

たまに聴く程度での感想としては、瞬間英作文のような「学校で学んだ文法」と「スピーキング」の橋渡し感は薄いですが、やっていて楽しいです。

具体的にどういう点が楽しいのかというと、
実際にその言葉を使う場面が想像しやすい
ニュアンスの説明や会話のコツが分かりやすい
パーソナリティーと一緒に勉強している感じがして励みになる
ジェニーの声がかわいい

(私は普段かわいさとは無縁の人間なので、ジェニーのかわいい言い方を真似してみるのが意外に楽しいですw)

それに、「NHKで」、「ネイティブの人がやっている」、「会話のための」番組なので、あんまり変な表現はないんじゃないかと思っています。
自然な英語で瞬間的な脳内英作文(この番組では瞬発力=SyunPatsuRyokuの頭文字をとってSPRと呼ばれています。なんだこの妙なかっこよさ)ができるのが好きです。


とは言うものの、最近はなにしろモチベーションの維持が最重要課題になってきているので、1日10分、週50分のこの番組さえ、こなせていません。

NHKの語学番組って始めるのが気軽なので、つい4月とか10月に新しいものに手を付けたくなるのですが、いくつも同時並行で勉強するのは意外と難しいんですよね。

そこで「英会話タイムトライアル」を続けるために心がけているのは、次の3点です。

●テキストは買わない

テキストを買うと義務感が増してしまうので、番組がすべてだと思って、ラジオの音源から得られるものだけを得るようにしています。

「そこ何て言ってんの?no?not?」みたいにたまに不安になる時があって、そういう時はテキスト買った方がいいのかなと迷ったりもしています。
でも重要ならまたいつか同じ言い回しに出会うだろ精神を発揮。

本が出ているみたいなので、こなしきれないテキストをたくさん溜めるよりは、本を1冊買ってみるほうがいいかもしれません。細く長く続けるためのラジオ講座とはちょっと意味が変わってきますが。

●聞けなかった週は聞かない

録音しているので、ファイルはどんどんたまっていくのですが、最初から順番に聞こうとしないで、聞ける回だけ聞くようにしています。
(なのでそれほど上達もしていません(;・∀・))

●ノートも作らない

自分なりのノートを作ったらいいだろうなーとたまに思うのですが、中途半端に完璧主義なので、聞けなかった週の分が抜けると一気にやる気をなくすのが目に見えているため、作っていません。


書きだしてみると、ちょっとやる気なさすぎ、という感じがしますね……。
メインは「ニュースで英会話」のリスニングだからこれでいいの、と言い訳しておきます。

もうすぐ10月で新シーズンになるから気合い入れ直そっと。


「瞬間英作文」シリーズ

スピーキングの最初の一歩を踏み出すために使っている教材の一つが、この「瞬間英作文」シリーズ。

中学で勉強するような文法事項って文章を読む時には理解できるのに、いざ話そうと思ったら口から出てこないもの。
そういう中学で勉強したことを実際に使えるように、めちゃくちゃ簡単な文を瞬間的に英訳していくという本です。

ありがちな旅行英会話や、外国人と話す場面を想定したものではありません。
あくまで中学で勉強する内容に沿ったものなので、大人の英語学習者にとっては馴染みがあって、やりやすいです。

このシリーズの中で、最初に出たのが「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」で
、基本になるのがこの本だと思います。


Amazonのレビューを読んでいると「日本人英語」「英語として不自然な表現がある」というものがありますが、「学校で学んだ文法(頭)」と「スピーキング(口)」の橋渡しとしてはこれでいいんじゃないかと思います。

自然な英語を話したかったら自然な英語の教材を使えばいいわけです。
でも自然な英語の教材って「例文の暗記」タイプが多くて、「瞬間英作文」とはそもそもコンセプトが違う気が。


……と思う一方で、最初の一歩だからこそ、自然な英語を身に付けたほうがいいような気もします。
変なものを一度身に付けてしまうと、直すのが大変なんですよね。


ちなみに、私が使っているのは本ではなくて、iPhoneアプリの方です。
なぜなら、本は1890円するのに、アプリだと1200円だから。690円もお得!(私が買った時の価格で、もしかしたら今は違うかも)

アプリで出ているのは「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」と、追加で買える「おかわり!スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング」。
問題数とかの内容が本と全く同じかどうかは、確認していないので分かりません。

例文と音が直結しているので使いやすいです。

アプリでは、どこまでもシンプルに問題と答えと音声のみで、解説らしい解説はほとんどありません(本も似たようなものかも)。
でも既に中学で習っていることなので、解説はそもそも不要。シンプルイズベスト。


と褒めてみましたが、実はこの教材、続いていないんです……。
思い出した時にやってみるくらい。

なぜかというと、無味乾燥で楽しくないので

「学校で学んだ文法」と「スピーキング」の橋渡しというコンセプトの裏返しで、ある程度は仕方のないことだと思います。
だって「学校で学んだ文法」が楽しくないし、そういう英語で勉強してきたから。

ランナーズハイみたいになるまで、一度がっつりやってみればいいのかなー。


あとアプリ版のやる気を削ぐ要因として、達成感が得られにくいことがあります。

本だと、終わったページの厚みを見て「こんなにやった!自分すげー!」と思えますが、アプリにそういう要素が一切なく、ひたすら問題をこなしていくだけなので、砂漠の真ん中でもがき続けるような気分に……。

せめてマスターした項目の色が変わるとか、そういう項目の割合が出るとかしてくれるといいんですけど。

でも、そういうのを割り切って続けることができれば、すごく効果のある本だと思います。



「暗記しやすい単語帳」

単語の勉強に使っている単語帳です。

エビングハウスの忘却曲線に従って、ちゃんと覚えられるまで、一定の期間をおいて繰り返し出題してくれるiPhoneアプリ。

内容の説明でなく、こういう名前のアプリです。英語名はMemorable Flashcards。名は体を表すとはこのことです。

隙間時間にささっとできるので便利です。


◆長所
  • 効率的な出題ペース(答えられなかった単語ほど頻繁に復習させてくれる)
  • PCで作ったCSVファイルを専用のサイトにアップロードして、iPhoneから読み込むことができる

◆短所
  • ランダム出題ができない
  • 単語をたくさん入れ過ぎると重くなる(? iPhoneが古いせいかもしれません)
  • アプリ内で複数のリストに分けられない(例えば英語の単語帳、フランス語の単語帳とCSVファイルを分けても、出題される時は全部一緒くた)

CSVファイルとは、データをカンマ(,)で区切って並べたテキストファイルのことです。
エクセルなどの表計算ソフトで使うことが多いと思います。

私はMacを使っているのでNumbersというソフトで、
 A列 問題
 B列 解答
のファイルを作り、CSVファイルとして書きだして(ファイル>書き出す>CSV)、サイト(Anki.mobi)にアップロードしてiPhoneに読み込んでいます。

(関係ないですが、このサイトのアドレスを個人的に「あん肝」と呼んでいます。)


主に「ニュースで英会話」に出てきた単語を入れています。
このサイトは同じ単語が何回も出てくるので、2回目は単語帳に入れなくてよく、勉強を進めれば進めるほど登録する単語数は減っていくはずなのですが、それでもすごい量になります。

「英単語ピーナツほどおいしいものはない」

単語の勉強に使っている単語帳です。

受験生時代に先生にすすめられた本。
作成に関わったとのことだったので、内心「手前味噌乙w」と思っていたのですが、実際使いやすく、Amazonのレビューを読んでみても評判がいいみたいです。
(でもAmazon以外で、この本を使っているという人をあまり見ません。いい本なのに……。)

Amazonで見たらCDが付いているので、私が買った時は付いてなかったのになー、新版になって変わったのかーと思っていたんですけど、こないだ部屋をあさっていたらCDが出てきました。
買ってから何年も経って初めて開封されるCD……。しかも銀メダルコースに付いてたCDのに、PCに取り込んだら「銅メダルコース」って表示されてました(収録されてるのは銀の単語です)。

◆長所
  • 単語をいくつかの単語から成る、短いフレーズ(=1つの殻に2粒入っているピーナツ)で覚えるようになっている
  • ページ数が少ないのでさくさく終わる

◆短所
  • 収録単語数が少ない(これはコラムにも書かれていますが、効率重視のため少なくしているそうです。その代わりシリーズが3冊出ています)

金・銀・銅とあるうち、私が持っているのは「銀メダルコース」です。

金と銅を見たのは何年も前のことで、収録されている単語は正直よく覚えていません。
でも銀をやり直していると、「ニュースで英会話」でやったなーという単語が出てくるので、この二つはレベルが近いと思います。


スピーキング、最初の一歩

「読む」「聞く」「書く」「話す」のうち「書く」「話す」の優先度は低いから、今のところはいいやとは言ったものの、全く話せないというのはやっぱりコンプレックスで、スピーキングの練習もたまにやったりしています。

文法はそこそこ分かるし、時間はかかるけどライティングもちょっとはできる。
なのに話せないということは、瞬間的に脳内英作文をする能力が低いのではないか。

と思っていたら、そのものズバリの教材がありました。「瞬間英作文」シリーズ
NHKラジオの「英会話タイムトライアル」も同じような作りの番組です。
(長くなったので、エントリーを分けました)


オンライン英会話は比較的安価と聞くので興味があるんですけど、「瞬間英作文」や「英会話タイムトライアル」である程度英語が口から出るようになっておかないと、レッスンを受けても意味がないと思います。
なのでまずはその練習を、という感じです。これなら独学でできますし。

お金をかけないで勉強したいと思っていても、誰かと話す機会を作るのは、完全に無料では無理そうですね。
「外国人の友人を作る」のも、こちらが全く英語を話せなければ相手も楽しくないので、今の私には現実的ではないです。

最初の一歩さえ踏み出せれば、それなりにするするいけそうな気がしてるんだけどなー。甘いかなー。

2013/09/23

リスニング教材の選び方

先日の台風、うっかり窓を開けたまま寝てしまい、部屋の本がかなり浸水しました_| ̄|○

幸い、これ乾かしたところで読めるんかな……というレベルの本は数冊だけで、いずれも安くて今でも手に入る本。それに乾かしてみると、なんとか読めそうな感じでした。

仕方なく本の整理をしていたら、昔買ったリスニング教材がけっこう出てきたので、リスニング教材の選び方について書いてみようと思います。


まず前提として、聞き流しでは勉強になりません

聞き取れないところを聞き取れるようになるまで、集中して何回も聞くという、能動的に行う作業を抜きにしてはリスニングは上達しないと思います。
効果があるとしても、効率が悪いです。やらないよりは……という程度。


そこでリスニング教材を選ぶ際のポイントを羅列してみると、こんな感じです。

  • 自分に合ったレベルのもの
  • リスニング用に作られているもの
  • スクリプトがついているもの
  • 問題ついているもの
  • 楽しめるもの

それぞれについてもうちょっと詳しく書いてみます。


自分に合ったレベルのもの

簡単すぎると勉強する意味がありませんし、
背伸びしすぎると効率が悪いうえ、モチベーションの維持も難しくなります。

なので、少しだけ背伸びしたレベルのものがおすすめです。
目安としては、一度聞いてみて聞き取れる単語があって、なんとなく話題が理解できるもの。

何を言っているのかさっぱり分からないのに、いきなり洋画を字幕なしで見るなんていうのは、聞き流しになっちゃってあんまり意味がないので、おすすめしません。


リスニング用に作られているもの

教材の中には、ネイティブスピーカーの日常の会話を録音したものもあります。

「こういうのが理解できるようになりたい!」と憧れてしまうんですけど、早口すぎたり、発音がはっきりしていなかったりして、初心者が選ぶ教材としては不向き。

こういうのは、もう少し慣れてからの方がいいと思います。

ネイティブスピーカーでない方の喋る英語もいずれは理解できるようになった方がいいですが、そういうのはいわば応用編なので、最初はスタンダードなネイティブスピーカーの英語がおすすめ。


スクリプトがついているもの

ここなんて言ってるの?というところを確認できないと、「聞き取れないところを聞き取れるようにする」というのは難しいです。


問題がついているもの

問題がついていない教材だと、集中して正確に聞くべき部分と、そうでない部分がわかりにくく、メリハリがつきません。

それに何回も聞くのが苦痛になります。

問題を解きながらだと、答えになる部分を探しながら聞くことになるので、正確に聞くべきところは集中して聞けます。

解く問題が違えば同じトラックでも聞く目的が違ってくるので、飽きにくいです。

ディクテーション問題がついているものが特におすすめです。
ディクテーションとは、音声を聴いて何と言っているか書き出してみることです。細部まで聞かないといけないので、かなり集中力を必要とします。

本来は、読み上げられていることを全部書き出すのですが、これを最初から完璧にやろうとするとなかなか辛いものがあるので、まずは穴埋め形式のものから入るといいと思います。


楽しめるもの

内容に興味が持てないと、やっぱり続けていくのが難しいです……。

逆に言うと、続けていくためなら、上の4点は満たしていない(けど楽しめる)ものを使うのはありだと思います。
好きな俳優の英語を英語のままで理解できるようになりたいから、その人の出演作を観るとか。

ただその場合、映画をひたすら観るだけでなくて、他の教材も使って基礎を固めていった方がいいとは思いますが。



具体的にはどういうものがいいのか

まとめると、自分が能動的にできそうなもの、ということになります。

それをふまえると、CDつきの本、がおすすめかなあと思います。
もちろん、mp3ファイルがダウンロードできるとかでもOKです。


CDつきの本


◆メリット
  • 手に入りやすい
  • 問題・スクリプトつきのものも多い
  • レベルは様々なので、自分に合ったものを選べる
  • 内容もいろいろあって、好きなものを選べる

◆デメリット
  • 試聴できないことが多い


NHKの語学講座


試聴、という点を考えると、NHKの語学講座もおすすめです。

◆メリット
  • お金がかからない・テキストも安価
  • ラジオやサイトで聴ける(ただし、ストリーミングは聴ける期間が限られています)
  • レベルは様々

◆デメリット
  • リスニングのための講座は限られており、内容の選択肢があまりない(詳しくは知らないのですが、「攻略!英語リスニング」くらい?)


私のおすすめは「ニュースで英会話」です。そろそろしつこいでしょうか……。
英会話のための番組ということになっていますが、私はリスニングのために使っています。

◆メリット
  • 読み上げ音声が速さ別に3種類もある
  • スクリプト・問題つき(ディクテーションもあります)

◆デメリット
  • 内容が全体的に堅め


Podcast


よくPodcastが便利だよ〜と言われますが、私は初心者の方にはあまりおすすめしません。
私もいろいろ登録はしているんですけど、ついつい聞き流しになってしまいます……。英語の響きに慣れるために聞き流すためならいいかも。

◆メリット
  • お金がかからない
  • レベルは様々(といってもやや高めか?)
  • 内容もいろいろ

◆デメリット
  • スクリプトなしor入手が面倒
  • 問題もついていない


洋画、海外ドラマ、Youtubeにある動画など


楽しめるものは見つけ放題ですが、リスニング用に作られていないので、生の英語に慣れるまでは難しいと思います。
慣れていない方は、まず基礎固めを。

でも字幕より吹き替えより、英語をそのまま理解できたほうが絶対楽しいです。
字幕や吹き替えには字数制限があって、情報量は喋ってるままの英語が一番多いので。

◆メリット
  • 内容がいろいろある

◆デメリット
  • スピードが速く、はっきり喋ってくれないことが多い
  • スクリプトの入手が面倒(字幕の英語と、実際に喋っている英語が違っていることがよくあります)


教材として手に入るものはこんな感じでしょうか。

合う/合わないがあるので、買うかどうかは自分で中身を確認してから決めたほうがいいです。

ネットのレビューがあまりなかったり、評判が良くなかったりしても自分にとっては面白い、というものがありますから。そして逆もまた然り、です。


長くなってきちゃったので、勉強の仕方についてはまたいずれ!

2013/09/21

高円宮妃久子さまのスピーチ

2020年のオリンピック開催地が東京に決まったIOC総会での、高円宮妃久子さまのスピーチ。
この方の英語がイギリス英語で、本当に綺麗!と大絶賛されていました。

私は(いつもの)「ニュースで英会話」で初めて見たのですが、確かに聞きやすくて素敵でした。


動画があったので貼っておきます。
最初の方はフランス語のようです。何カ国語できるんでしょう。すごいなー。
同時通訳付きですが、久子さまのスピーチだけ聞きたい場合は音量を大きめにして、右だけに聞くようにすれば、それほど日本語が気にならないかと思います。

ニュースで英会話のサイトでは、ログインすればスピーチのみの動画が見られるんですけど、1週間経つと見られなくなってしまいますし、埋め込みもできませんでした。
スクリプトは「ニュースで英会話」のサイトにあります。こっちはログインなしで大丈夫で、期限もないはず。





番組でも言っていましたけど、この中に出てきた"I dare hope that our paths will cross again. "という表現がかっこよくって。
使う機会は……まずありませんが、いいなと思った英語表現ノートみたいなものを作っているので、これに追加しておきました(でもまだ3つくらい)。
ちなみに"dare"というのはイギリス的表現なのだそうです。


英語って流暢に速く喋れたほうがかっこいいと思っていましたが、イギリスとかの上流階級の人は、むしろゆっくり喋るのだとか。急いで話す必要がないので。

「ニュースで英会話」は以前サッチャー元首相に関するニュースを扱っていたことがあって、その時初めてサッチャー元首相の演説を見ました。これもかっこよかった!
政治家の演説なので、久子さまのスピーチとは質が違うんでしょうけど、ゆっくりはっきり、相手に伝わるように喋るという点では共通していました。
演説動画はYoutubeにあると思うので漁ってみようと思います。


イギリス英語が苦手なのって、単純に触れる機会が少ないからだろうなあと思います。
聞き流したり、日本語字幕で映画を観たりすると、どうしても英語に集中力が向かわないのでダメですね。

2013/09/20

TOEIC対策

正攻法

TOEIC対策の正攻法は、

「まじめに英語を勉強する」

に尽きると思います。
TOEICで高得点をとれる人全員が英語を普通に使えるとは思いませんが、英語のできる人なら高得点をとれないわけがありません
試験中寝ちゃったとかじゃない限り。

なので、TOEICで高得点をとりたかったら、まじめに英語を勉強するというのが一番。


とは言っても、TOEICのスコアを要求されることもありますよね。
学校や仕事以外でも、目安として自分のレベルを知っていると便利なこともあります。

そこで、主に今まで受けたことのない方に向けて、正攻法ではありませんが「TOEIC対策に限った勉強法」について書いてみます。

などと偉そうに書きましたが、私自身回数を重ねているわけではないので、話半分に読んでください(;´∀`)


受ける時期

勉強方法を書く前に。

学生さん、特に大学1年生は今すぐ受けるべき!

これは声を大にして言いたいです。

英語の、それも文法に関する知識の量って、それを専門に勉強したり、この先勉強をしようと一念発起しない限り、今が一番です。受験勉強を終えたですよ、
……もう何か月も経ってるでしょうけど。この記事3月か4月くらいに書いた方が良かったかな。

大学の語学の授業でも文法ってやりませんし(少なくとも私の場合はそうでした)、英語の論文とか読むようになっても、専門的なものほど形式が決まっていて、テクニカルタームさえ分かればなんとかなるもので、文法の知識はどんどん抜けていきます。

ツァイガルニク効果って言われているものがありまして、

「達成された物事より、達成できなかった物事の方がよく覚えている」
(「ある目的のために覚えた知識は、その目的が達成されるとすぐ忘れる」と私は教わりました)

というものなんですけど、ということは受験が終わった=達成できたことに関する知識はただでさえ抜けやすいということです!いつやるの?(ry

TOEICの問題ってビジネスがらみの問題が多いし、って思うかもしれませんが、そんなん慣れです、慣れ。

リスニングが自信ないから今はちょっと……って人も、文法の勉強はやめないでください。お願いだから。文法ってあとから勉強しようとすると意外とハードル高いから。受験の時に使った問題集とか参考書をたまに見るだけでもいいから。


さて、受ける時期についてです。

TOEICの成績って素点ではなくて、なにやら統計処理とか計算とかされて出されるものみたいなので、自分のコンディション以外にも、他の受験者の成績にも左右されるとの噂。

なので○月はいい点数がとれるとか、△月がダメとかがあるらしいんですけど(本当か?)、それに合わせて勉強もしないといけないし、などと考えているといつまで経っても申し込めないので、さっさと申し込んで自分を追いつめるのがおすすめです。

あとはそれまでにできることを勉強します。
1回受けてみてダメだったらまた受ければいいし。


 使う本

おすすめの教材は、
「公式問題集」
「特急シリーズ」
のふたつです。
(長くなったので、エントリーを分けました。使い方はそれぞれのエントリーに書きました)


ペース配分を考える

1回は2時間で200問、すべての問題を通して解いてみて、いかに時間が足りないか、集中力が必要かを実感してみてください。
(リスニング終わったー!という脱力感を引きずったままリーディングセクションに移るのが意外ときつい)

ここで、ペース配分を考えます。
リーディングセクションで各パートに何分かけられるか。何分まで縮められるか。
これが分かっていれば、パートごとに集中的に問題を解く際にも、ペースの見当がつきます。

Part5, 6は知識が問われる問題で、考えれば解けるわけではないので、文法や語彙を勉強して反射的に解けるようにします。

時制を問う問題など、文章全体を読まなくても解ける問題もあるので、そういう問題では必要なところだけ読むようにすると、かかる時間を縮められます。

Part7は考えないと解けない問題です。
問題量も多いので、さくさく解いていかないといけません。
文章を読むのにもたついていると解答する時間がなくなるので、私は「読解特急2 スピード強化編」を使って速く読む練習をしました。

フォントが変わると戸惑って読むスピードが落ちることが(少なくとも私には)あります。
フォントが1種類の本よりは、問題ごとにスタイルを変えて書かれている本で練習したほうがいいと思います。


スピーカーで聴くことに慣れておく

リスニングセクションでは、これが盲点でした。
普段自分で勉強する時は、クリアな音声を聞きたいのでどうしてもヘッドホンとかイヤホンで聴いてしまうのですが、本番はスピーカー。

一応、後ろの方でも聞こえるように調節してもらえますし、試験中はしゃべる人はいないので、問題を解くのに支障はありません。

しかし、スピーカーの音声を離れたところから聴くのと、ヘッドホン・イヤホンで聴くのとではどうしても違いがあって(遠くに届きにくい周波数とかがあるのかな?と思います)、最初の方は集中しにくかったです。

なので、スピーカーを使える人は、スピーカーで聴いて問題を解く練習をしておくといいと思います。
それが難しそうなら、音質を落して聴いてみるとか。


 苦手なナレーターがいるかも?

リスニングセクションでは、オーストラリア、カナダ、アメリカ、イギリスという4カ国の発音の話者が登場します。

よく間違える問題をチェックしてみたら、私の場合イギリス英語の問題ばかりでした。
確かに、もごもご喋っている感じが苦手かも……。響きは好きなんですけど。

未だにイギリス英語が聞き取れないのは克服していないので偉そうなことは言えませんが(聴くのに必死で内容が頭に入ってこない)、もし苦手な話者がわかったら、その人が出てくる問題だけまとめて聴くと、特徴がわかって克服の糸口が見えてくるのでは、と思います。
苦手意識を持たないのも大切だとは思いますが。

イギリスの場合は「イギリス英語」の本がけっこう出ていますし、イギリスで作られた映画やドラマもあるので意識して聴くようにしています。


リスニングセクションの小手先のテクニック

  • 「これだと思うけど自信がない……」と思う答えが出てきたら、塗らずに、鉛筆ないしシャーペンの先でマーク欄を押さえておく。その後、新たに答えの候補が出なかったら、押さえているところを塗りつぶす(目印などを書き込むと、あとで消す手間がかかります)。

  • Part2は、文頭の疑問詞か助動詞を聞き取る(疑問詞で始まっているなら、Yes/Noで始まる答えはありえません。でもそれだけじゃ答えられないので、残りも聞いてください。Whyで始まってるのに答えがBecauseで始まらない問題もあったり、そもそも問題が疑問文じゃなかったりもするので、そのへんは柔軟に)。

  • Part2は、問題と答えの主語の対応にも注目。

  • Part3, 4は、問題と問題の間に次の問題と選択肢を読んでおく。でも問題が始まったら読み上げられている問題に戻る。


リーディングセクションの小手先のテクニック

  • Part5, 6は、文章全体を読まなくても解ける問題か、読まないと解けない問題かを見極める。

  • Part7で「文章を読む前に問題に目を通すと、文章中の読むべきポイントがわかる」というテクニックは、人によって合う合わないがある。こういうテクニックに固執せず、自分がやりやすいようにやる(私は合わなかったので、普通に文章→問題の順に読みます)。

2013/09/15

駆逐艦って何を駆逐するの

2-4に突入してから2か月近く、やっと突破できました!長かったよー!


さて、艦これを始めるまで軍事関係はさっぱりで、艦これを始めた時に駆逐艦って何を駆逐するんだと思ったのでそれについてちょっと調べてみたのと、英語では何と呼ばれているのかも調べてみたら英語の方がわかりやすくね?と思ったので、無理やり艦これと英語を結びつけてブログのタイトルに即した記事を書いてみるテスト。

駆逐艦(destroyer)は水雷艇(torpedo-boat)を駆逐するための艦なので「水雷艇駆逐艦(torpedo-boat destroyer)」と呼ばれ、その略が駆逐艦(destroyer)。

だそうです。
いきなり駆逐艦とかdestroyerって言われても意味わかんなかったんだ……。

それと「駆逐」っていうから汚物は消毒だー的なダイナミックな感じを想像してたんですけど、小さい船で大きい船を沈めるスタイルなんですね。ちょっと名前とイメージが違ってました。

ちなみに水雷とは「火薬の爆発によって直接船艇へ攻撃を行う兵器のうち、水中で爆発する兵器の総称」(wikipedia)で、魚雷は正しくは「魚形水雷」、水雷の一種らしいです。

駆逐艦も水雷艇と同様に水雷を使うみたいで、十二鈴五十鈴ちゃんの台詞「水雷戦隊の指揮ならおまかせ」の意味がちょっと分かったような気がします(でも「〜戦隊」って言われるとゴレンジャー的なあれを思い浮かべてしまいますw 那智戦隊はメンバーがはっきりしてるから特に)。


艦娘のカードの背景を見た(&ネットで補完させてもらった)ところ、駆逐艦以外の艦艇の英語名は以下の通り。持ってない艦種は知りませんっ(´;ω;`)ブワッ

  • 軽巡洋艦(light cruiser)
  • 重雷装巡洋艦(torpedo cruiser)  ※「重雷装巡洋艦」としてはheavy torpedo cruiser?
  • 重巡洋艦(heavy cruiser)
  • 戦艦(battleship)
  • 航空戦艦(aviation battleship)
  • 正規空母(aircraft carrier)
  • 軽空母(light aircraft carrier)
  • 水上機母艦(seaplane carrier)
  • 潜水艦(submarine)

aircraft carrierなんかは英語の方がわかりやすいかなーと個人的には思いました。
「空母」が「航空母艦」の略だということを知らなかったせいもありますけど、日本語は漢字がわからないと意味が想像できない気が。日本語の呼び方は日本語のかっこよさがありますが。
(それに英語バージョンはそれを説明している呼び方なのか、名詞としてそれを指す決まった言い方なのかがわかりにくいという諸刃の剣。)

巡洋艦がクルーザーというのも驚き。
言われてみれば確かに、「巡洋艦」っていう名前そのものに勇ましい意味はないですもんね。

あと「水上機」って普通の飛行機とどう違うんだろうと思ったら、紅の豚に出てくるあれですね!映画のせいもあると思いますが、妙にロマンを感じます。

日本語だと「ふーん、そういうもんか」と思ってあんまり深く考えていなかったことでも、英語と比べると見えてくるものがあったりして面白かったです(語学ブログっぽい締め!)。

2013/09/04

文法の勉強

メールチェックをしていて迷惑メールフォルダを見たら「仕事を手伝ってくれる日本人を探しています」みたいな英語の求人メールがけっこうあって、思わず「TOEICか!」と思ってしまいました。

さて、今回は英文法の勉強に関してまとめておきます。

英文法って、ザ・勉強って感じがしてテンション上がらないと思うんですけど、英語を理解したり使ったりする時にはどうしても必要になってきます。
文法をやると、読む時にあんまり深く考えずに意味がとれるようになる気がします。
それにTOEICとかの試験で、文法問題を間違えるんだよなーって場合も、やったらすぐ点数が上がるセクションなので、一度勉強してみる価値ありです。

私が英文法で使っているのは、「Forest」という文法書と、「大学入試英語頻出問題総演習(桐原の英頻)」という問題集の2冊。


「Forest」

高校生を対象とした文法書だと思いますが、高校を卒業してしまった大人も十分使えます。
受験英語で文法書っていったらこの1冊!っていうくらい、有名な本みたいです。
高校時代ほとんど参考書類を買わなかった私でも、名前を知ってました!

私は文法で自信がないところ(特に仮定法)を勉強し直すために買いました。辞書的に使っているので全部を通読したわけではありませんが、難しい文学とかではなく、普通に読む英文だったらこれ1冊で大丈夫かと。
特にこだわりがなければ、ずっと使うつもりで買う文法書としておすすめの本です。

といってもページ数が600ページ超とかなり分厚いので、最初から最後までもらさず勉強しようとすると辛い気がします(でもこのページ数で1500円+税というのは非常にお買い得)。

カラフルですし、イラストが豊富でとっつきやすく、理解もしやすいです。
練習問題も入ってるんですけど、これだけだと問題数が足りないかなーと思います。


「大学入試英語頻出問題総演習」

タイトルの通り、これも大学受験用の本です。こういう受験用の本はお手頃価格でいいですね。
TOEICの文法問題でつっかからないようにしたいと思って買いました。

これは主に文法の問題集ですが、文法事項ごとにセクションが分かれていたりしないで全部まざっています。
なので、反射的に答えられるようにするトレーニングとしてはいいんですが(私はそれ目的で買いました)、文法の勉強と並行して解く問題集としては不向き。解説も若干不親切で、ある程度文法が分かっていないと理解しにくいかもしれません。


という感じ。あんまり沢山のものをやるのが好きではないので(気分転換は読み物でしてます)、この2冊ばっかりです。

2013/09/01

「国会・議会」

英語で国会、議会を表す言葉にはDiet, Congress, Parliamentとありますが、その使い分けを調べていたら歴史とのつながりが見えてきて興味深かったです。National Assemblyは調べるまで知りませんでした。

それぞれについて分かったことをまとめてみましたが、私が政治に疎いこともあって正確性は保証できません(;´∀`)
「立法府としての議会」と「議会の下に置かれた議院」のどちらなのかがいまいち分からない場合があったので、そのへん混ざってたりするかも。


Diet

  • 使われている国:日本、リヒテンシュタイン、(ドイツ?)
  • かつて使われていた国:デンマーク、ハンガリー、スウェーデン、神聖ローマ帝国、帝政ドイツ等
  • 英語のDietはドイツ語のTagに相当し、神聖ローマ帝国の「帝国議会」(Reichstag)に由来。
  • そのため、神聖ローマ帝国の流れを汲む国でよく使われていました(理由はわかりませんが、現在使っている国はごくわずか。君主の権力の弱まっていったことと関係あるんでしょうか?)。
  • 日本はプロイセンに倣ったためこの語を使いますが、当のドイツについてはBundestag(連邦議会)というドイツ語の言葉をそのまま使うみたいです。


Congress

  • 使われている国:アメリカ、ブラジル、メキシコなど中南米の国々
  • 北アメリカにあった植民地がイギリスに対抗するために集まり、独立宣言を行った「大陸会議」(Continental Congress)に由来。
  • そのため、アメリカ大陸の国についてよく使われます。
  • 定冠詞は付けずに使います。
  • "congress"は議会の意味だけでなく、代表者が集まるような「会議」の意味でも使われます。
  • 語源的にはcon-(共に) + -gress(歩く、来る)という意味だそうで、「皆で一緒に進んでいこう」的な感じがしますね。


Parliament

  • 使われている国:イギリス、英連邦の国々
  • 古フランス語の"parlement"(英語のspeakingに相当)に由来。「パーラー」も同じ語源の語です。
  • フランスにおける国王の諮問機関"parlement"に由来し、ノルマン・コンクエストによりイギリスに伝わったという説明もありました。
  • 英語を使うイギリス人が自国の議会のことをこの語で呼ぶので、他の様々な国についてもこの語が使われることがあります。


National Assembly

  • 使われている国:韓国、フランス、アフリカ等
  • 「国民議会」のことで、フランス革命期に置かれた"Assemblée nationale"に由来。
  • アフリカに多いのは、旧フランス領が多いため。
  • 一院制の国では議会を表し、二院制の国では下院に使われることが多いようです。

勝手なイメージですけど、Dietは食べ物を表すかなり身近な語で、そういう身近な話題からいちいち話し合って決めるんだろうなあという感じがしますし、Congressも皆で話し合おうねっていう団結感が感じられます。
Parliamentは気品あふれる感じだし、National Assemblyは説明的でもったいぶった言い回しを嫌っていそう、また新しいものを作り出そうっていう意気込みが感じられます。
それぞれ雰囲気あっていいですね。

2013/08/27

単語の勉強

単語帳について。
書き直してはいますが、これも前のブログとだいたい同じ内容です。

単語を覚えるのに使っているのは、「英単語ピーナツほどおいしいものはない」という本と、「暗記しやすい単語帳」というiPhoneのアプリの二つ。

「英単語ピーナツほどおいしいものはない」
「暗記しやすい単語帳」
(長くて読みにくいかもしれないと思ったので、エントリーを分けました)

 単語を覚えるコツ、というか心がけていること

は、
1.フレーズで覚える
2.発音も一緒に覚える
3.たまには紙に書き出す
の三つ。

1. フレーズで覚える


単語帳を作る際、「英単語ピーナツ」の影響で、私はただ単語を入れるのではなくて、短いフレーズで入れるようにしています。一緒に覚えた語がヒントになって思い出しやすい、意味を類推しやすいです。

◆ポイント
  • 名詞は、可算名詞/不可算名詞の区別をつけるために冠詞付きで覚える(意味によって可算/不可算が変わることがあるので、単語帳に登録する際に形容詞をつけるなどして区別します)
  • 動詞は、自動詞/他動詞の区別をつける。自動詞の場合は一緒に使われやすい前置詞も合わせて覚える
  • よく使われる動詞と名詞の組み合わせがあれば、セットで覚える
  • フレーズを長くしすぎない。冠詞抜きで2〜4語がベスト

たとえば"a transparent lie"(見え透いた嘘)という表現。

"transparent"は「透明な」という意味の形容詞ですが、日本語でも「見え透いた嘘」と言うので、単語で覚えるよりも記憶に残りやすいと思います。

これはリーディングの時に役に立つポイントですが、ライティングの時にも役に立ちます。
この形容詞がガラスのような具体的なものでなく、嘘という抽象的なものにも使えることが分かりますし、"lie"が可算名詞として使われることも分かります。

"lie"と一緒に使われる時は"tell a lie"となることが多いので、"tell a transparent lie"(見え透いた嘘をつく)として覚えてもいいと思います。
ちょっと長くなりますし、"tell a lie"は基本的な表現なので名詞句だけでいい気もしますが。

この方法で覚えるようにしてから、「単語帳で見たけど意味を思い出せない」という単語が減った気がします。


2.発音も一緒に覚える


読み方が分かっていないと、リーディングの時はいいんですけどリスニングの時にお手上
げ。
発音記号や読み上げ音声があればベストですが、自分で作る単語帳の場合はカタカナで読み方を付けるだけでも。


 3.たまには紙に書き出す


書かないとスペルが覚えられないので。
「英単語ピーナツ」でも一定のページ数ごとに確認の単語テストをしろっていうページがあります。


単語はやらないとどんどん忘れていきますから、継続は力なりですね、ほんと。

2013/08/25

「ニュースで英会話」

呉鎮に猫が出たので、もう一つ記事を書いてから寝ることにします。

前のブログ、というか語学カテゴリを独立させる前のブログと内容が重なりますが、勉強方法について改めてまとめてみます。


私が英語を勉強するにあたって、今のところメインで使っているのが「ニュースで英会話」というサイト。
NHKが放送している同名の語学番組のe-learning(死語?)サイトです。

これはNHKワールドという、NHKが放送している英語のニュースを題材にして、英会話を勉強しようという趣旨のもの。

テレビ、ラジオ、インターネットと3つのメディアで展開されていて、ラジオとサイトは週5回の放送・更新ですが、テレビは週1回で、木曜日に放送するものを取り上げています。
私が利用しているのはサイトとテレビ。


サイトがかなり優秀で、実際のニュース動画に加え、読み上げ音声(速度別に2種類)を聴くことができる他、語彙と、一文ずつに区切っての解説もあります。

アナウンサーは必ずしもネイティブスピーカーではないみたいなんですが、読み上げ音声はおそらくネイティブの人です。
  • 実際のニュース動画 → リスニング
  • 読み上げ音声 → スピーキング(「読める英文は聞き取れる」を目的に読んでいるので結局はリスニング対策)
対策に使っています。

教材がニュースなので、政治・経済を中心に芸術やら科学やら、語彙は難しめですが、真面目にやればかなり語彙力はつくはず。
一度覚えた単語に二度目に遭遇した時は、ちょっと嬉しくなります。

各センテンスごとの解説にはディクテーション、並び替え問題がついています。
ディクテーションは三単現のs等の基本的な文法事項や単語のスペルの確認、
並び替えは本文を暗記すれば答えられますが、できるだけ文法だけを手がかりに答えることを意識してやっています。

簡単なのでやらなくてもいいかもしれませんけど、成績が残るのでやらないと気持ち悪いです。


さぼり始めるまでに半年くらい続けていましたが、これのおかげでリスニング力はかなりついたなーと思います。

最初はゆっくりの音声がちょうどよくて、速めの音声だとアワアワ、ニュース動画は何が何やらっていう感じでした。
今は速めの音声がちょうどよくて、ニュース動画もそこそこ理解できます。


昔難しすぎて投げたリスニング教材を最近聞き直してみたところ、7割くらいは聞き取れるようになっていました。


一文ずつ区切って繰り返し聞ける能動的に聞かないと先に進まないのが大きいようです。

ただ私の場合、1日分に1時間〜1時間半かかってしまうので、溜めないように続けるのはかなりきついです。
1回くじけると再開しにくいです。今の私みたいにorz


テレビは再放送をのぞくと週1しか放送がないうえ、内容がサイトとほとんど被っているので、サイトで勉強すれば事足ります。
でも出演者が癒し系でなんか和むのでついつい見てしまいます。この日のために残りの曜日をがんばるって感じですw

投稿コーナーもあるので、再び軌道に乗ったらいつか投稿してみたいなーと思います。

英語ブログ始めてみました。

英語ブログ始めてみました。

ブログを始めた理由

英語ブログを作るに至ったのは、ここのところどうも英語の勉強のモチベーションが下がってきて、これじゃいかんと思っているからです。
夏前までは少しずつではあっても、一応毎日英語を読んだり聴いたりしていたのに、最近はほとんど触れなくなってしまいました。

最近はさぼりがちですが、基本的には、NHKの「ニュースで英会話」という番組のサイトに沿って勉強をしていくつもりです。
ブログに書くっていう緊張感がないと再開できそうにないので、ここで明かしておきます。


金剛ちゃんとは

金剛ちゃんとは「艦隊これくしょん〜艦これ〜」というゲームに出てくる女の子で、イギリスからの帰国子女という設定になっているため、英語まじりの不思議な喋り方をします。

それがあまりにもかわいく、また英語つながりでちょうどいいので、思わずブログのタイトルにしてしまいました。
提督好き好きな感じも非常にかわいい。

ちなみに提督というのはプレイヤーのことです。英語でいうとadmiralだそうです。

艦これといえば明日で夏のイベントが終わりますが、私はなんとかE-2を突破できた程度の提督です。ゴーヤちゃんにも出会えませんでした。
しかしここで金剛ちゃんに出会えたおかげで第4艦隊を作ることができるようになりました。ありがとう金剛ちゃん。

金剛ちゃんは好きですが、特にイギリス英語を勉強しているわけでもないので(むしろ苦手なのでせめてリスニングができるようになりたいとは思っていますが)、金剛ちゃんにまつわる英語の話を書くことはあまりないと思います。

なのでタイトルに(仮)をつけておきました。(仮)が取れる日は来るのでしょうか。

なんかネタに使っただけみたいでごめんね金剛ちゃん。
あ、でも金剛型の頭のアレと、千早っぽい服についてるタッセルみたいな紐に似た色のテンプレートを選んでみたよ金剛ちゃん。


私について

英語は読めるけど喋れないという、典型的な日本人です。
日常生活の那珂で中で英語を使う機会が全くといっていいほどないので、喋るのは難しいにしても、まずは読み書きをがんばろうかなと思っています。

できるだけお金をかけないで英語を勉強する、というのもテーマのひとつです。
全くタダというのはちょっと無理なので、本とかアプリは可、何万円もかかる英会話学校とか留学は不可という縛り(今まで英会話学校に行ったのは、知り合いの体験レッスンについていったくらいで、留学経験もありません)。

TOEICは800点代半ばです。
リーディングの方が苦手っていう人が多いらしいですが、私はリスニングの方が苦手。


英語の目標

今のところの目標は、英語のニュースやドラマを日本語の手がかりなしに理解したり、洋書をすらすら読んだりできるようになりたい、ということです。

プラス今の課題は、文法等の基礎事項はそこそこ理解できていると思うのに、「英文を読む」というのがなかなかできないことです。面白くて易しい本を探してます。これならいくらでも読める!飽きない!というほど興味のあるジャンルもなく、そこそこ興味のある本は難しいというジレンマ。


昔お世話になった英語の先生にジャーナリストの方がいて、「日本語だけでニュースを読むとどうしても偏る。だから他の言語でも情報収集ができるようになりなさい」とおっしゃっていました。
日本語で読めるニュースの偏り、というのはとりあえず置いといて、英語でしか読めないものをすんなり理解できるようになったら楽しいだろうなあと思います。

というわけで、「読む」「聞く」「書く」「話す」のうち、独学でやりやすい「読む」「聞く」を中心に勉強しています。
「書く」「話す」はどうしても相手がいないと難しいですし、必要に迫られているわけでもないので、今はいいかなあと。この状態で始めてもモチベーションが続かないと思います……。