「まずは洋書店へでかけよう」「アガサ・クリスティが先生だった」とあるように、主に英語を読むことに関するエッセイ集です。
面白かった!
高橋茅香子さんは翻訳家で、朝日新聞時代は朝日ウイークリー(英語学習者向けの週刊英和新聞)の編集長などを務められたそうです。
そういう背景もあるのかもしれませんが、本を読むのが好きなんだなというのが伝わってきました。
この本の中でも本当に沢山の本が紹介されていて、もれなくすごく面白そう。
片っ端から読みたくなってしまうのですが、ちょっと冷静になって考えてみると、「これは読み切れる自信がないな……」というのがあるので(アメリカの高校の教科書とか)、高橋さんの紹介の仕方もお上手なんだと思います。
「この本ほんと面白いから!私大好きなの!」という本に対する愛情がうかがえます。
洋書の選び方について調べていると、「まずは子供用の易しいものを」という本やサイトが多く、児童書をあまり読まない私としてはこんな感じ(ヽ'ω`)になってしまうのですが(児童書に抵抗がない方にはうってつけの方法なのでしょうけど)、高橋さんのおすすめはそういうのとはちょっと違っていました。
高橋さんのおすすめは
- 何はともあれ好きなジャンルのもの
- 旅行用ガイドブック
- アルマナック(年鑑)
- 料理本
- 自分とどこかしら似た人が書いたもの、そういう人が描かれているもの
- 手紙
- ハウツー書
- クロスワードや子供用のドリル
英語の旅行用ガイドブックにはロンリー・プラネットが挙げられていましたけど、私もAmazonのウィッシュリストに入れてますw
新しいものだと高いので古いものを買おうかなあ、でも古いと意味ないかなあと躊躇していたんですが、このシリーズは視点が独特らしいので、古くても楽しめそうです。
魚や虫などの日常語を意外と知らない、と以前書きましたが、クロスワードや子供用のドリルにはそういう単語もけっこう出てくるそうです。チワワとか。確かにチワワもスペルは知らない……。
また、そのエントリーでPicture Dictionaryについて触れましたけど、高橋さんもThe Oxford-Duden Pictorial Japanese & English Dictionaryという、大人向けの辞書を使っているそうです。
私はこれの日本語なしバージョンを持っていて、たまにパラパラ見ると楽しいですが、この辞書、かなりマニアックです。船の計器の名前やら楽器のパーツの名前やら。
でもこういう単語って日本語と英語を対応させて知っていた方が役に立ちそうですね。
高橋さんは現在翻訳家をされていて、この本の中で「高校生に英語を教えるなら、一人一人自分の好みにあったテーマで、1冊の翻訳本を仕上げさせたい」とおっしゃっています。
私もそんな授業受けてみたい。自分ならどんな本を選ぶかなあと考えるだけでも楽しいです。
でも実際にやってみようとしたら大変な作業だろうし、それほど長くなくても1冊完成させられたらものすごい達成感だと思います。
この本を通して、英語の本って面白いよ!というのも伝わってきますが、言葉そのもの、またその奥にある文化を大切にされている方なんだなあというのも伝わってきました。
最近洋書を読むエネルギーが出ず、英語に関する日本語の読み物ばかり手に取っていましたが、また洋書に手を出してみようかなーと思います。
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